2018年08月12日(日) |
ベルリンフィル ワルトビューネコンサート2018 |
この夏に退任するサイモン・ラトル指揮でベルリンフィル・ワルトビューネコンサートの模様を録画で見ました。ゲストはラトルの奥様の「マグダレーナ・コジュナー」でした。ラトルにとっては最後のワルトビューネとなるので結構思い入れの深いこんさーとであったようです。コンサートのプロフラムは以下でした。
ジョージ・ガーシュウィン キューバ序曲
ガブリエル・フォーレ 《パヴァーヌ》
ジョゼフ・カントルーブ《オーヴェルニュの歌》(抜粋) マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
アラム・ハチャトゥリアン《ガイーヌ》第3組曲より第2曲〈クルドの若者たちの踊り〉
アラム・ハチャトゥリアン《ガイーヌ》第1組曲より第7曲〈ガイーヌのアダージョ〉
アラム・ハチャトゥリアン《ガイーヌ》第1組曲より第8曲〈レズギンカ〉
オットリーノ・レスピーギ《ローマの松》
(アンコール) クラウディオ・モンテヴェルディ マドリガル〈苦しみは甘く〉 マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
エドワード・エルガー《威風堂々》第1番
ジョン・フィリップ・スーザ《自由の鐘》
パウル・リンケ《ベルリンの風》
2018年6月24日 ヴァルトビューネ・コンサート2018
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 MS:マグダレーナ・コジェナー 指揮:サー・サイモン・ラトル
雨天の野外会場でしたが、サイモン・ラトルの「さよならコンサート」としてそれなりに盛り上がったコンサートだったと思いました。取り上げられた曲目は非常に多彩で(悪くいけば統一感が無く)でオールマイティ・ラトルに相応しいものだったと思いまます。
「コジュナー」をゲストに迎えるとホテルはラトルで一緒で済むでしょうから主催者としては便利なことは分かりますが、最近はちょっと「呼び過ぎ」の感があります。ベテランの味はありますが、新進気鋭の歌手を聞きたい聴衆も多いはずです。クラシック界でも「セクハラ・パワハラ問題の嵐」が吹き荒れていますので、そうした問題の無い(ように見える)ラトル・コジュナー夫妻は模範的なカップルとしては大変健全に見えます。
さて次の「キリル・ペトレンコ」がどのような音楽を聞かせてくれるのか、少し不安もありますが期待しています。
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