ゼロの視点
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2007年10月28日(日) 蓄積された鬱憤

 予定通り、今朝の勤行は夫と共にパス。MGとPD、そしてH嬢カップルはもちろんやる気満々で勤行へ出陣していったな・・・、と想像させる足音がかすかに聞こえたが、そんなのスルーして、2人して爆睡続行。学校とか、会社を休むと決めてから布団に戻った時の快感に似たものを覚える。

 本日は、これからチェックアウトした後、皆で一路京都へ向かうことになっている。が、昨日の午後3時ごろ、これから私達が乗車する予定の南海高野線の、堺市堺区の線路上に、小型ヘリコプターが墜落、炎上した、ということ・・・。

 今、私達がいるE宿坊では、大広間に襖で仕切る形で、私達の部屋、H嬢カップルの部屋、MG、とPDのそれぞれの部屋として与えられていた。が、さすが襖一枚、皆が寝静まった?、ぐらいになると、絹連れの音、もしくは呼吸の音まで、そりゃあよく聞こえてしまうほど。

 そんなわけで、電話などもなかなかしにくい雰囲気だったところに、明日から私達に合流してくる予定のMT氏からの電話。で、なぜか、どんなことをしてもマナーモードにできない私の携帯が、こんな状況の宿坊で鳴り響く・・・・。

 げげげげげっ、と、慌てて電話に出ると、MT氏。おまけに、ものすごく受信状況が悪いため、会話が双方でよく聞こえないため、大きい声で話さないといけない・・・・。で、なんとか話せるなと思った時に、MT氏が『南海高野線、現時点でも不通やて・・・、で、明日も見込み薄いみたいやで・・』ということで、で、私がビックリして『えーーーーっ ?!?!!?』と言おうとしたら、電波が悪すぎて電話が切れてしまった・・・・・・。

 で、もう一度MT氏に電話しようとしても、もう繋がらず・・・・・。こんな不安な情報を寝る前に聞いて、どうやって寝ろというんじゃ?!?!??!、おーーーい、なんとかしてくれ、MT氏よ・・・(涙)。ありがたいのか、いやがらせなのか?!?!??!。ま、これ以上電話かけなおしたり、電気つけて動き回ったりしても、襖一枚向こうに寝ている同行人らを起こすだけなので、オトナシク布団に入ったままでいたものの、ああ、どうすんだ明日?と杞憂しながら就寝。

 一夜明けてみると、さすが日本人、夜通しで工事したのかどうかはわからないけれど、とにかく南海高野線はすでに復旧、問題なく京都へ向かうことが出来ることを知り、皆でホッとする。

 本当は、京都に行かずに奈良で観光したあと、夜、京都へ向かう・・・、という予定を組んでいた私。が、MGが高齢なのに、人一倍大きなスーツケースと、それプラスもうひとつスーツケースを持ってきており、これが完全に彼だけじゃなく、私達の足枷にもなり、自由がまったくきかなくなってしまったため、京都のホテルへ直行・・・・、というコースになってしまったのだった・・・。

 今回私は、旅行代理店以上の細かさでコースを作っていたのだが、とはいえ、本来の私の性格だと、全部計画通りに動くというが嫌でしようがないのだ。計画を立てるのは、あえて目処をたてるためであり、それを考慮にいれながらも、即興でどこかに行ったり、楽しんだりということが出来ないと、私にとっては旅行とはいえない。

 ゆえに、ここまで来るまででも、かなりMGのために、私のやりたいことが犠牲になっているのは確か・・・・。移動が面倒くさいから、すぐにでもタクシーに乗りたがるMG。これも、私は、好きじゃない。その場その場の雰囲気を味わうには、路線バス、電車、もしくは待合室とか、そういったところにたくさんの面白さがあるわけだし、また、見ず知らずの人と会話するのだって楽しいはずだ。

 が、そういったことを全部はしょった上で、日本のキレイなところだけを見ようとする、MGに対して私のフラストレーションは日に日に高まるばかり。私だって旅行者なんだよっ、好き勝手に動きまわりたいんじゃーーーー、ボケっ!、といった感じ。

 一方、私は、必ず目的地に向かう前に、皆に“どこへ向かうのに対して、どのくらい歩いて、どのくらい電車にのって”という目処をきちんと説明したうえで、現時点での体調を考慮してもらった上で、続行可能かどうかを必ず確認とっているにも関わらず、私を発狂させるようなことをするのがMG。

 昼飯はちゃんと食べておいたほうがいいと言ったのに、“今はお腹すいてないから・・・”と、刺身だけしか食べない。そんなのを横目にあとで、腹が減って歩けないなどと行ったら絞め殺す・・・、とか思っていると案の定、しゃりバテのご様子っ(怒)。

 “これからかなり歩くけれど、キツかったら途中からタクシーのってホテルに帰ることも可能だからいつでもいってくれ”と、何度もMGに向かって言っているのに、『大丈夫』の一点張り。でも、実際は、全然大丈夫じゃないのは火を見るより明らか。

 晩飯を食べ終わった後でも、寄り道をしたりぶらぶら町を歩いたりすることもせず、さっさとホテルに帰ろうとするMG。別にMGがさっさとホテルに帰ろうと、自分ひとりでできるのなら何も問題はないのだ。が、いちいちこの爺さんのやりたいようになんてあわせたくないし、そんなつまんねー旅行の仕方なんか、本当にしたくない人間がいることなぞ、この爺さんはわかっているのだろうか?!??!。

 人に気をつかわせ、自分は黙して察しろという態度に、マジ切れ寸前なゼロ・・・。果たしてどうやることやら?!?!?!?!?。


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