ゼロの視点
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2007年10月19日(金) 現実逃避

 嵐の前の静けさ・・・・・・・。

 あと少しで、フランス人♂2名がやってくる・・・・・・。

 一体どうなることやら?!?!?!?!。

 正確にいえば、この2名は本日、日本に向けて飛行機に乗り込む予定になっているわけで・・・・。



 ということで、どうなるか見当もつかない日々に突入する前に、おさななじみMT嬢と、親友MF嬢を招いて、我が実家で恒例の宴会。バカ騒ぎでもしておかないと、やってられない気分になってきていた私には、彼女らと憂さ晴らしで食う&飲むのが一番♪。

 現実逃避したい時には、料理に一層力が入るゆえに、かなり美味しいものが出来てしまうのが常。夫は夫で、私が完全にひとりっこモードで、自分の世界に浸りきって料理しているのがわかるのか、キッチンに入ってこない(笑)。いつもだったら、空気が読めないことにかけてはナンバーワンなのに、不思議なものだ。とにかく、こういう時の私は、誰にも手伝ってほしくないし、話しかけてももらいたくないのだからしょうがない。

 さて、今晩のテーマは塩。なので塩料理のオンパレード。塩豚角煮、塩焼きそば、小松菜とえのきと鶏肉の塩炒め、ぶりの塩焼きに、あとは私の特製サラダとししゃも等。友人らが来るまでに、全部作り終えている手際のよさ。うーーん、強烈に現実逃避したいのだな、自分・・・、と、再認識(汗)。

 そして、フランスからわざわさ担いできたシャンパンで乾杯。たとえ日本で同じ銘柄を購入したとしても、何故か味が違うのだ。なので、こうしてわざわざボトルを運んでくるようになって久しい。キンキンに冷やしておいたシャンパンはやっぱり美味しく、皆で一口飲むたびにうなる。フランスで飲んでもこんなに美味しいと思わないのは何故なのか?、一瞬思ったが、そんなのお構い無しに、グビグビと・・・。

 本当は3人で日本語オンリーで盛り上がりたいものの、日本語を解さない夫がいるために、皆がそれぞれサービス体制にはいって、色々と夫に質問してあげる。が、その質問を訳すのは、誰?、といえば、私・・・・。食えねえんだよ、おめーら・・・・っ!!!!。と、思いつつ、サービス精神旺盛な私も、どんどんと訳していく。

 そして、気づいたら何故か夫がどうやって童貞を喪失したか?、という話なっていた(笑)。彼の童貞喪失物語は、泣き笑いのスゴイ話なので、本人のキャラもあって、それをなんとかダイレクトに友人に訳したい欲求にかられ、当人の夫以上に熱く、ワンフレーズごと、ほぼ同時通訳状態で訳していった。

 ここは笑うところっ、というところで、間髪いれず私が訳すと、1、2秒くらいの差で、友人らが大爆笑するので、どうやら私の通訳もまんざらではなさそう。とにかく、《旬をお届けしたい》のだっ!!!!!。特に、シモネタとなってくると俄然やる気が出てきてしまうのは何故なんだろうか?。

 ま、ソレは置いといて、ようやく夫が難行苦行の果てに童貞を失うところまで来て、皆が爆笑しすぎてフラフラになったのを見て、ただただ、自己満足な世界に浸りつつ、通訳しすぎてすっかりぬるくなってしまったシャンパンを飲みながら、ご満悦な私。そして、ほどよい疲れ・・・・(汗)。

 さて、ホッとしたのもつかの間、今度は夫が友人らに質問をはじめた。おいおい、もうちょっと休ませろよ、おっさんよぉ・・・・・。で、どんなことを聞きたいのかと思ったら、オッサンは、友人らの処女喪失物語を聞きだそうとしている模様。なので、それを伝えると、友人らは《ふざけんな〜、このすけべじじい♪》と、あくまでも明るく笑ってかわされ、夫はガックリ。もちろん、夫はすけべじじいという言葉を熟知しているので、これは私が訳すまでもなく、簡単に彼女らにかわされたことがわかった模様。ま、人生、そんなもんだよ、おっさん。

 こうしてシモネタで盛り上がった宴会は、明け方まで続き、ほどよく現実逃避ができた私は、これまたご満悦でしたとさ。


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