ゼロの視点
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2007年09月30日(日) 残暑はどこへ・・・・?

 帰国直前まで、私を悩ませていた腰痛も、なんとかなった模様。しかし、ウルトラディスカウントチケットではないとはいえ、所詮エコノミークラスでしかな身の私・・・・・。

 腰痛が治りかけているのに、またあの狭い座席で10時間以上も座っていたら、壊滅的な打撃を受けるのか?!?!?!、と実は戦々恐々としていたものだったが、実際に空港でチェックインしてみたら、プレミア・エコノミーになっており、荷物も2つ以上合計45キロも預けることができて、嬉しさ百倍♪。離陸してからは、プレミアエコノミーからサービスされる、スペイン製のスパークリングワインをひたすら飲み続け、程よく熟睡。

 成田に到着すると、一瞬、南国に到着したかのような、モワっと身体中にまとわりつく熱気を感じて、日本在住の友人連中の日本の気候についてアドヴァイスが決して間違っていなかったこと実感。その後、スーツゲットをゲットして、税関も無事通過、実家最寄り駅までのリムジンバスチケット購入、ジャパンレールパス引き換え手続き、日本用携帯電話プリペイドカード購入&登録、友人知人らに《無事日本到着携帯メール》などを済ます。

 携帯メールを打ち出すと、恒例の儀式のごとく、使い方を間違る・・・・・。日本に到着した瞬間には、フランスで使っている携帯電話のボタン配置で文字を押してしまい、それを《アー》だの《ギャー》だのと独り言を言いながら、修正する作業が続く。たった数行のメールなのに、かなりの時間がかかるのでイライラする。そしてようやく日本用の携帯の扱いに、再び慣れはじめた頃、実家にほぼ直通なリムジンバスに乗り込む私。

 この道中も同じく、今の私には、すっかり《慣れた道のり》となってきつつあるようで、バスに乗り込んだ瞬間に睡魔に襲われた私は、実家最寄り駅に到着するはずである時間のちょっと前に目が覚める・・・・・・。が、今回は残念なことに、目覚めた地点の景色は、最寄り駅近くのモノとはほど遠く、実家予定到着時刻に大幅に遅れが出ることを悟り、実家に私より一足早く入り、色々と夕食の準備をしてくれている、従妹のH嬢&幼馴染みMT嬢に《私の現状》ついてメールを送る。

 すかさず、H嬢が今晩のメニューをメールで《秋刀魚の炊き込みご飯》と報告してくる。それを読みながら、生唾を飲み込む私。別にリムジンバス運転手個人のせいではないとはいゆえ、このオッサンを急かして、一刻も早く実家に到着したい思いに激しく駆られる。それほどまでに、《青魚》が、この世で一番の好物な私は、一人リムジンバスの中で“無言”ながらも、“おあずけを食らった気分”を表現するかのように、もだえ苦しみモゾモゾと意味不明に動いてみる・・・・・・・。

 ようやく予定より一時間強遅れで実家に到着し、玄関に入った途端、夕飯の《美味しそうな匂い》が実家中に漂っており、嬉しさと食い気で眩暈を起こしかけたまま、実家のキッチンへ入っていき、H嬢&MT嬢に《上げ膳据え膳》してもらい、ビール飲んで旨い料理頬張って・・・・・、と、到着した瞬間から桃源郷へ一気にワープしていった私だった。

 機内では2時間強睡眠し、リムジンバス内でも予想通り睡眠したあと、実家に到着した直後からの美食&美酒&楽しい雰囲気にすっかり気分をよくした私は、日本時間でちょっと夜更かししたかな?、というような頃合に床につき、一度も目を覚ますことなく、同じく日本時間&日本人感覚で寝坊したかな?、という時間まで熟睡。ということで、到着初日から、時差ぼけの弊害もなく、そこにいつもすんでいる日本人のように、快適に過ごすことができ、本当についているっ♪。
 
 さて・・・・・、H嬢&MT嬢と一緒に晩餐を楽しんでいるときは、実家の窓を開けたうえで、網戸にしたまま虫等の鳴き声を聞きながらの“夕涼み気分”で過ごしていたのにもかかわらず、酔っぱらって熟睡して目覚めた後は、私が先日まで過ごしていたパリとほぼ同じ気温になっておりビックリ。結局、気づいたら、日本でもパリと同じように室内でフリースを着て過ごすハメに・・・・・(汗)。

 日本に発つ直前まで、あんなに今年の残暑を恐れていた私だったが、蓋を開けてみれば、私の日本到着と同時に、関東はパリとほぼ同じ気温になってしまったようだった・・・・・・。あまりにも、友人らに洗脳されて暑い日本を想定してきていた私の荷物には、常夏仕様の衣類があるのがしゃくに触るが、とはいえ、今の自分が一番慣れている気温で日本でも過ごる・・・、というのがラッキーかな?、と思えてしょうがないゼロでした。


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