ゼロの視点
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2007年07月24日(火) 4人目

今年の夏は、恒例のバカンスへも出かけず、ひたすら節約してパリ生活なわたしたち。というのも、10月に私が日本へ戻る時、今回はうちの夫も同行するゆえ。それプラス、仏人♂2名も私たちに合流し、2週間弱に渡る日本国内旅行を繰り広げることになったから。

 もともと、今回の里帰りには、私たちのレイキマスターであるMGが、以前から非常に興味を示していた。彼のおかげで、私も夫も供にレイキマスターになっているわけだが、そんな彼と一緒に日本に行くことが可能だったら申し分ない。

 と、言いたいところだったが、それでも、《何か足りない》という感覚が私にはあった。3人で日本へ行くというカタチで話が進めば進むほど、《何》が足りないという漠然としたネガティブ感とは異なって、それが《もう一人》足りない、という観念に、自分がとりつかれているのが、はっきりとわかってきた。

 そう、《4人目》がいないと・・・・・、と、ずうっと思っていたのである。そして、MGの方にも、この旅行に興味がある人がいたらどんどん誘ってみて・・、と頼んでおいたにも関わらず、旅行が2週間にわたる長期なものであることもあって、仏人といえど、そんなに簡単に休みを10月に取れないという理由で、《4人目》が見つからなかった。

 もちろん、私たちのほうでも《4人目》探しをしていたものの、珍しく誰も見つからず・・・・・。条件としては、4人目は仏人で日本に興味のある人という、非常に安易なものだったので、簡単に行くかと思っていたが、全然反応なし。

 こうなったら、せっかく日本へ行く気になっているMGには申し訳ないが、いっそのこと断ってしまおうか?、とまで考えていた時のこと。問題は、いとも簡単に解決した。

 なんと、MGのもとでわしらと一緒にレイキを学んできたPTが、日本へ行きたいと申し出てきたのだ。4人目として、これ以上申し分のない人間は、PTをおいて誰もいない。が、彼は仕事もそんなに休めないし、休日はアットホームパパ、そのうえ、旅行をほとんどしない人間として有名だったので、私たちの頭には《誘ったところで、どうせ日本なんぞへ一緒に行けない人》というリストに入っていたのだった。MGにしても、きっと一緒にいくならPTがいいと思っていたに違いないが、《所詮、ありえない話》と思っていたに違いない。

 ゆえに、彼からの申し出には腰が抜けそうなほどビックリしたと同時に、ああ、なるほど、こういう答えが用意されていたからこそ、あれほど探しても4人目が出てこなかったのだ・・、と、妙に納得した。

 とにかく、今回の旅行とその目的には、ベストメンバーが揃ったということで、俄然、私のやる気度がアップ。さっそく、旅行仮日程を詳細に作り、企画見積書としてMGとPTへ送付し、検討してもらっている。と、同時に、同じように旅行仮日程見積書を日本語バージョンでさらに詳細に作り、それを知人&友人に送付し、興味がある人を募っている。

 2週間はさすがに一緒に旅行できる人はいなくとも、各所で1日〜数日間に渡って、私たちの行程に参加表明をしてきてくれてるので、ますます面白くなってきた。

 MGは、一度仕事で日本に数日行っているレベル。そして、本当に旅行というものを趣味としていないPTにとっは、初めてのアジアが日本となる。今までに彼が旅行したのは、カナダとアメリカ、そしてヨーロッパの近場を仕事の出張で・・・、というレベルだ。

 彼らは2人揃って、よくありがちなところで、日本を妙に神聖視しており、現代日本的なものを見落としているとも思えるところがあるので、そこをどうやって、《わたし流》に打ち崩していけるかが、密かな楽しみとなっている。既成概念を地盤から揺るがす・・・・、ううーーん、なんてわくわくするのだろうっ!!!!!!!。


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