ゼロの視点
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2004年10月20日(水) カウントダウン

 日本里帰りに向けて、カウントダウンがはじまる。

 さすがに、今回の里帰り期間は3ヶ月弱と長いので、出発する前にやることが盛りだくさん。

 と、同時に、フランスへの戻りは、来年になるので、会う人会う人に、今から“よいお年を”と言って歩いている。

 水曜日は、メイドのMが来る日だが、彼女にも別れ際に、“よいお年を”というと、あらためて、Mは驚いた様子だった。

 ま、彼女は、私の不在の間も、今のペースで我が家に通ってきて、我が家をクリーンな状態にしてくれるはずだ。とはいえ、3ヶ月間のことを考えると、Mが働きやすいように、いろいろと洗剤などの補充をしておかなければならないので、買い物にでかける。

 今年の5月の中旬から6月下旬にかけて、里帰りしていた時に、私と入れ替わりにパリにやってきたT氏。彼が我が家のキッチンに入ると、“ドブの臭い”がして、“なんか懐かしくなった”とのことだが、今回は、Mのおかげでこういった事態は、避けられそうである(笑)。

 そして、夜は、日本里帰りから戻ってきたばかりの日仏カップルS&Mを囲んで、私、夫、T氏の計5人でディナー。そして、S&Mにももちろん“よいお年を”と挨拶して別れる。

 で、そのまま家に戻ればいいものの、S&Mの家のまん前に住む友人カップルB&Eの存在を突然思い出したので、彼らの家の下から携帯で連絡して、OKを無理矢理とった後、彼らの家に入り込むわしら3人。

 B&Eと会うのは、久しぶり。とはいえ、私がフランス語を全く解さない時からの知り合いでもあり、そんな私が今回はT氏の通訳しているから、なんとも面白い。

 そして、夫が私が日本に戻った後のスケジュールを、B&Eとどんどん企画していく。

 そのスケジュールには、T氏の意図関係なく、彼が組み込まれている。ここまで勝手にスケジュールを組み込まれるT氏もそうだが、そうやって企画する夫も夫だ(笑)。

 夫にすれば、私は妻で、きっとT氏は愛人のようなものなのかもしれないっ!!!!。



 私「なんか笑えるねぇ、わしらの関係」と言うと、
 
 T氏「ってことは、ぼくが2号さん、ってことやんなぁ。」とのお答え。



 夫は、私の不在中、T氏に頻繁に料理をしてもらおうと思っているらしい。というのも、先日、T氏がお好み焼き大好きな夫に、関西人ならではの腕を振るったのが、よかったのか悪かったのか、それをきっかけに、夫のアタマには、T氏が料理の達人とインプットされてしまったらしい。

 果たして本当にT氏が夫の調理係りとなるのかはわからないが、それにしても、非常に奇妙な関係である。自分でも、“フフフっ”と笑ってしまうほど。
 
 とはいえ、夫とT氏の間には肉体関係もないし、私とT氏の間にもない、ということをとりあえず、付け加えておく(爆)。なにしろ、T氏が日本で留守番させている彼女は、私の親友の1人なのだからっ!!!!。ねっ、Y嬢っ!!!!。

 いつも、通勤カバンのチャックを全開にしたまま、全力疾走してバックの中身を紛失するのが得意技な夫に、さりげなく注意を促したり、無造作にワイシャツの胸ポケットに入れられた夫の眼鏡を、“ちゃんと気をつけてね”と、角が立たないように夫に促すT氏。

 夫という存在を取り巻く、皮肉屋な私という正妻と、ソフトな物腰で癒し系な2号さんのT氏・・・・・(汗)。



 こんな雰囲気を察したB&Eも、妙にわしらを見て大爆笑していた。そして、彼らにも“よいお年を”と言って、別れたゼロでした。 


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