ゼロの視点
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2004年10月10日(日) 思えば遠くへ来たもんだ・・・

 夫は、10月8日〜11日まで南仏へ行っている。なので、夫のいない3晩は、思いっきり遊びまくろうっ!!、と決めていた。

 1晩目は、メトロがなくなったものの、友人にクルマで家まで送り届けてもらった。2晩目は、早めに友人夫婦に、パリ市内まで、クルマで送り届けてもらった。


 そして、3晩目・・・・・。



 まだメトロのある時間帯だったにもかかわらず、メトロ8番線に乗った私は、ほろ酔い気分でついつい寝込んでしまい、気がついたら、Creteil Universite まで行ってしまった・・・・(大汗)。

 気がついたら、パリ市内を通り越して、郊外の町・・・・、という展開は、なんとも寂しいものだ。

 と同時に、昔日本で働いていた頃、山手線で寝てしまって、何周もしてしまった記憶や、郊外へ延びる私鉄の終点まで行ってしまい、駅員に起こされた挙句、莫大なタクシー代を払って、自宅に戻っていた日々の記憶が蘇ってくる・・・・。

 酔っ払って乗り回したタクシー代金のことを今思い起こすと、非常に惜しい気がしてならない。私は、いったいいくらぐらい、タクシー会社に金を払ったのだろうか・・・、と。


 Creteil Universite の駅に到着してしまったものの、パリ市内に戻る最終メトロがまだあったので、とりあえずこれに飛び乗る。不幸中の幸いだ・・・・。が、それにしても、パリまでの道のりは長い、遠い・・・・。

 8番線の駅では我が家にはダイレクトに戻れないゆえ、それでも一番の最寄駅で降りる。で、そこから歩いて帰ろうと思ったが、ついタクシーを見つけてしまい、それに乗り込む。

 たいした距離じゃないので、タクシー運転手に断られるか?、と思ったが、OKだった。

 最寄駅でメトロを降りて、しばらくブラブラしていたので、結局我が家に到着したのが午前2時近く。

 なんだか、なあ・・・・・・・・・。

 そういえば、昨年の春にも一度、最終メトロで思いっきり寝込んで、終点にて、駅員にたたき起こされたことがあったなぁ・・・、と思い起こしつつ、おとなしく就寝。

 時と場所を変えても、人間はそう簡単に変わらない・・・、というのを自ら実証したような気持ちだった。

 


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