ゼロの視点
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2004年10月01日(金) 666

気がついたら、もう10月・・・・。


 この間の日曜日の晩に、突然のどが痛いな・・・、と感じつつ、気のせいだと思ってノンキの寝てしまったら、翌日、本格的な風邪になっていて、ビックリ。

 というわけで、今週は、完全ひきこもり体勢。

 とはいえ、ただベッドの中で静かにしているだけだと、余計風邪が悪化しそうだったので、暇つぶしにネット三昧。それプラス、日本里帰りのスケジュールを完璧にたててしまった。

 10月26日にパリを発って、戻りは、なんと来年の1月16日という、日本長期滞在にしてみた。

 年末年始を、久しぶりに実家で我が母と過ごそうと思ったからだ。さすがに長い里帰りなのと、今のところは、痴呆の悪化もなく元気にデイサービス通いをしている母だが、いつグループホームへ入るかわからない状況もみ越して、夫にも、12月19日〜1月4日まで、実家に来てもらうことにした。

 夫を含めての、我が実家での年末年始というのは、わしらが一緒になって以来はじめて。が、これがもしかすると、最初で最後になるかもしれない可能性も含めているので、なんとも複雑な心境でもある。

 夫が来日するのが12月19日というと、必然的に彼は、姑が人生で一番大事と考えるクリスマスの家族行事をぶっちぎることになるゆえ、まだ、姑には内緒・・・・。

 とりあえず、周囲のものから根回ししていき、姑に文句を言わせない状況を作ることが最善と思われる。

 ま、想像するだけでひと波乱あるのは確実だが、さすがに嫁の母親を引き合いに出されるのと、今まで、すべてのクリスマス行事に、私が忠実に参加してきたのだから、姑としても認めざるをえないのは確実。

 

 さて、夫の来日にあたって、ネットで格安航空券を検索。年末年始だから、航空券はさぞかし高い?、なんと思いつつ検索すると、意外に安いチケットが続々。

 最低価格のチケットといえば、アエロフロートと思い込んでいたが、なぜかアリアリアが今回は、一番安い。なので、検索結果を夫に見せると、喜んでOKを出したので、即ゲット。

 タックスや、万一の場合のキャンセルを考えての保険料も含めて、666ユーロは、本当に安い。

 そして、あらためて値段を見ると、666・・・・。ゲッ、これって映画『オーメン2』の主人公ダミアンの頭の中に書いてあった数字と一緒じゃないか・・・、と妙に不吉なものを感じ、チケットを購入した直後に、アリタリアについて検索。

 すると・・・・、本当に不吉な記事を山ほど発見してしまった。なんと、アリタリアは倒産寸前だったのだーーーーーーーーっ。だから、ここまで値段が下がってたのか・・、と妙に納得するも、さて、どうするか?。

 倒産にむけてダッチロールを続けるアリタリア。現時点ではなんとか持ちこたえているが、11月には、最終結審が出る模様。

 もし、そこで倒産となったら、夫のチケットはどうなる?!?!?!。そして、その時点でチケットを探し出したら、本当にチケットは見つかるのか?!?!?!、等と、一瞬焦ったが、翌日、関係者に片っ端から連絡してみたところによると、なんだかんだいって、倒産しないだろう、とのこと。


 本当なのか?!?!?!。



 で、もし倒産しちゃっても、払い戻しもあるし、平気だとのこと。



 本当なのか?!?!?!。



 ま、とにかく、未来を憂いるだけでは毎日が回転するわけではないので、“焦ってみた自分”を楽しんだのち、“明日は明日の風が吹く”という通常モードに戻ってみた。

 と同時に、風邪も治ったようだ、よかった、よかった。


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