ゼロの視点
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2004年06月08日(火) ケアマネージャー

 午後2時に、昨日のT医師から派遣されたケアマネージャーI嬢がやってくる。どんな人がこういう仕事をやっているのか?、と個人的に興味があったのだが、I嬢は背も高く、傾向的な体育会系といった感じの人だった。非常に感じがよい。

 面会時間も限られているだろうと予想し、あらかじめ用意しておいた、母の略歴と、ボケの兆候、性格などを詳細に書き込んだレポート用紙15枚分のモノを資料をして提出してみた。

 とにかく、私には時間がないので、ポイントごとにいかに有効に母のことを説明できるか?、ということが鍵になってくる。また、もし介護保険をゲットできたとしても、ケアがスタートする時点には、私はいない。なので、それを予想したところまで、今の時点で考えておかないと、二度手間、三度手間になってしまうだけ。

 ケアマネージャーI嬢曰く、母は全然ボケていないようにしか見えない、とのこと。昨日のT医師もそうだった。

 それは、ある意味ありがたい。が、介護保険ゲットには、まったくありがたくないお話でもある。どこからみても健康にしかみえないので、これは介護保険申請の視察で、“この人には必要なし”と判断され、申請が却下される可能性が大だからだ。

 確かに、母は料理、買い物、洗濯などはできる。が、昔と較べて悲しくなるほど手際が悪いのは確か。また、記憶も本当にあやふやになってきている時もあるのだが、これが母をよく知らない人だと、“全然元気”という印象を受けてしまうのだ

 一応、私の事情も話して、申請を受けてから役所が調査人を送り込んでくるまで時間がかかるのだが、どうやらそれを早めにやってくれることが可能になってきた。が、その調査人とのやり取りで、どこまで私が母の状態をより細かく説明できるか、そして、調査人を納得させることができるか?、というのが今後最大の焦点になりそうだ。

 と同時に、フランスへ戻っても、また数ヵ月後に日本に戻ってくることになりそうだな・・・、と思ったゼロでした。

 


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