ゼロの視点
DiaryINDEXpastwill


2004年04月12日(月) 性格

 今、暇つぶしに読んでいる本『The Birth Order Effect /Cliff Isaacson & Kris Raidish 共著』は、それなりに面白い。

 日本では、『他人からよく思われたい長男、完璧を求めてしまう次男』というタイトルで翻訳・出版されているらしいが、とりあえず夫と楽しもうと思ったので、原書で読んでいる。

 夫とその弟の正反対な性格などに、常日頃興味を抱いていた私は、ある日ネットで“長男 次男 性格”という3ワードで検索した結果、上記の日本語タイトルの本がひっかかってきた。

 この邦題タイトルを見た瞬間、私は大爆笑。なぜなら、そのまま夫とその弟に当てはまるからだ。もっと遡れば、姑とその妹にもそのまま当てはまる。
 
 パソコンの前でひとしきり爆笑した後、アマゾンで原書のほうを購入して現在に至る。


 一人っ子をはじめ、出生順にておおよその性格が決まってくるということをこの本は述べているのだが、あながち当たっていて、笑える。専門的な分析書では全くないが、ま、それなりに会話のネタにもなる本かもしれない。

 夫をみていて、長男ってアホくせえなあ・・・、と思うことが多々あるのだが、夫からすると、一人っ子(私)も非常に扱いにくいと常々思っていたようで、本を読み進めながらそれぞれの憂さを晴らす。



 私が一人っ子性をフルに発揮している時、夫婦喧嘩になりやすい。同時に、夫が長男性を発揮しはじめると、やはり夫婦喧嘩になりやすい。

 私が一人で黙々と何かにトライしていると、そこに夫が“お兄ちゃん”ヅラして“ボクが教えてやろう”という感じで侵入してくる。私としては、そのわからない状況自体を楽しんでいるともいえるのに、そこにやって来る闖入者。

 非常にわずらわしいので、“一人にしておいて”と言うと、そこで闘いのゴングが鳴ってしまうことがある。

 よく考えてみれば、ほとんどの喧嘩の理由はこれだ。

私「私に構うなっ」

夫「なにィっ、構うなだとォ、このマイペース野郎めっ、一人で生きていると思うな。」


 そして、その後本当に夫の助けも得ずに、私が何かを達成してしまうと、夫はどこか面白くなかったりする。それを承知で、私が“ふん、あんたなんて必要ないわっ”ってな態度に出ると、2度目の闘いのゴングが鳴る場合もある。



 この本によると、一人っ子が一番嫌い、怒り狂う状況は、“他者からの介入・侵略”であり、一番目の人にとっては、“他者から尊敬されてないと感じる状況”とのこと。

 これを読んで、二人で大爆笑してしまった。前述の我が夫婦喧嘩のスケッチは、まさにこれを端的に表現しているからだ。


 最近はほとんど喧嘩をしなくなったわしらといえ、こうやって己を知ると同時に相手を確認することで、パワーの無駄使い=喧嘩が極力減ることを祈るのみだ(笑)。


Zero |BBSHomePage

My追加