ゼロの視点
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2004年03月04日(木) 笑い病

 夫は朝8時半頃、出勤のため家を出た。そして9時すぎに夫から電話がかかってきた。

夫「いつものように定期で改札を出ようとしたら、出られなかった」

私「なんで」

夫「何度もやっても駄目なので、定期の写真を見たら、ロングヘアーのアジア人女性の写真が貼ってあった・・・・」

私「それって、もしかして、私のじゃない?!?!?!」

夫「・・・・・・」


 昨晩、我が家に戻ってきた時、入口のところに置いてある家具のところに私は自分の定期をおいた。その時、ふと、こんなところにおいて置くと、夫が間違えて会社に持っていってしまうんじゃないか?!?!?!、という予感がしていた。が、すぐに、“とはいっても、そこまで夫もアホじゃないだろう”と、いい意味で、夫を信じてあげていたつもりだったが・・・・・。

 やっぱりね・・・・・。

 いつもだったら、ここでカチンとくる私だったが、あまりにも自分のアホ差加減をギャグ映画のように延々と語る夫に負けて、笑い転げてしまった。


 そして、これが始まりだった。


 週末の旅行に備えて、本日は色々とやらなければいけないことがある。あれもしなければ、これもしなければ、と考えているうちに、一通のメールが・・・。

 それに触発されるように、返信するより電話してしまえ、ということでメール主のS嬢へ電話。真面目な話しても、なにしても、2人で笑いっぱなし。もう止まらない。

 笑いすぎて腹が減ったほど。

 S嬢との会話が終わった後、今後は中国人Jから電話がかかってきた。彼女の実母の葬儀のため、北京に戻っていた彼女は、今さっき空港へ到着したとのこと。“今回は本当に大変だったね”と神妙に会話をはじめてみたが、もうなんだか朝から笑いっぱなしの私は、また知らない間に変なことを口走り出したのか、Jがそれにつられて笑いが止まらなくなってしまった。で、結局2人で笑いっぱなし。


 その後、笑いすぎてちょっとフラフラしてきたので、ベッドに横たわると、また電話がなる。今度は大阪のT氏だ。彼は今年の4月中旬を目処に、パリに住み始める予定なのだが、その相談にのっているうちに、昨年のパリの猛暑についてだの、どうやってパリで金が稼げるか?など、だんだんとどうでもいい、くだらない話題になっていき、また私の笑い病が再発しそうになってきた。


 このあとは、先週11年ぶりに再会したSへ、とある用件で電話。これが駄目押しだった。彼の声を聞いた瞬間に笑いが止まらなくなり、その私の笑い声につられて、Sが気が触れたように笑い出してしまった。どんなに真面目に話そうとしても、もう遅い。ただもうひたすら2人で狂ったように笑ってしまって、用件がまったく片付かなかった。

 

 本当に、どうしてしまったんだろう。



 バスローブのまま何もせず、たったひとりで家に篭ったきり、ただ笑い転げているうちに、日が暮れてしまった・・・・・・。



 笑いすぎて、マジで疲れきってしまった私。午後6時になろうとしているが、ここで早めにおやすみなさい。定期もないことだし、その上、ここまで、何もやらずに一日過ごすと、もう徹底的に何もやりたくなくなったゼロでした。


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