ゼロの視点
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2004年03月03日(水) 送別会

 本日は、日本帰国が決まってしまったA嬢の送別会。現場には、8人の駐妻と非日本人配偶者の妻、そしてそのお子様達が集った。

 子持ちであろうがなかろうが、旦那がどんな人であろうがなかろうが、そこに集う日本人女性で、大いに話しが盛り上がる昼下がり。

 フランス語習得の苦労話から、夫や姑、そして小姑の話(時に愚痴)、フランス社会に対して腹が立つことについて、昔のテレビや芸能人の話題、日本で働いていた時の話題など、尽きることがない。

 盛り上がって話しすぎて、その脇でテレビを見ていたお子様たちに、“うるさくてテレビが見られないのよ。お願いだから静かにしてよーーー”と懇願されるほど(汗)。

 お喋りに参加しつつ、母である人達は、さりげなく子供を対処(時には体よく追っ払うともいえる)する様子は、子なしの私には興味深い場面でもある。特に本日の主役であり、それと同時にわしらに家を占拠されてしまったA嬢は、ホステスとして、4児の母として、実に手際よく動くので、しばし感動する私。私にゃあ、できん・・・・・(滝汗)。

 駐妻ならでは、もしくは夫が日本人でないばかりの問題点なども、お互いに披露しあう。うーん、なるほど、へーーえ、ほほうっ、という具合。

 途中から、酒を飲むメンバーと、そうじゃないメンバーがハッキリと分かれているのには、個人的に笑えた。


 A嬢宅を後にして、寄り道を重ねつつ、夜はオペラ界隈でラーメン。これぞパリ日本人社会の王道っ!!。Y嬢の非日本人夫を呼び出してみようと提案すると、Y嬢が“もし、彼だけが非日本人だったら、きっと来ないと思う”とのこと。

 なので、我が夫を呼び出して、それをオトリにしてY嬢の夫を呼び出すことにした。我が夫は用事が入ってない限り、自分が一人だろうがなんだろうが図々しくやって来るタイプ。おまけに自分の周りが女性だけ(国籍問わず)と知ったら、全力疾走でやってくるタイプとも言える。

 結局ラーメン屋には、日本人女性6名とY嬢とわしの夫の非日本人2名が集った。途中から、わしの夫がたまたま自分の携帯に電話をかけてきた友人らをラーメン屋に合流させてしまい、会の様子も少々変わってしまった・・・。

 途中、3名の日本人女性が早めに帰宅し、残ったわしらは気がつくと、日本人組、非日本人組に分かれ、それぞれの母国語で延々と話し込んでいた。ラーメン屋の店員に勘定を催促されても、まだ平然と話し続ける私たち。

 最後にY嬢が、“やっぱり日本語で思いっきり話せるって気持ちいいねえっ!!”という言葉に、H嬢と私は、思いっきり頷いてしまったほどだった。 


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