ゼロの視点
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2004年01月15日(木) 斡旋

 2002年の5月、夫の出張中に、家財道具と一緒に永遠の家出を図った友人J。その後彼女は、離婚手続きをしながら、夫とはまったく違ったタイプの男性を洋服でも取り替えるように、色々と渡り歩いている。離婚のほうは、昨年の夏に成立。

 Jは、離婚が成立したことに対しては、おおいに満足。とはいえ、現在の彼がなかなか定まらないことに対してはおおいに不満足、という状態が続いている。

 彼女が探している理想の男性は、ズバリ、“自分のことを心底愛してくれて、甘やかしてくれる人”である。“じゃあ、自分は相手に対しての愛がなくてもいいの?”と問い返すと、“愛があったって夫婦生活がうまくいくわけじゃないから、そんなものは必要ない”とのお答え。

 なるほど・・・・、一理ある(笑)。

 が、しかし、Jってそこまで割り切れる人間だったっけ?、と自問自答しているうちに、ついつい実際にそれを質問すると、

「でも、もう生活に疲れたから、一生養ってくれる人がいればいいのよ。で、私のことだけを見てくれる人」とのお答え。これって、脇見厳禁の府中刑務所みたいだな・・・と思いつつ・・・・。


 うーーーーーん・・・・・・・。


 ただ今、付き合っている10歳年下のJの彼とうまくいかなくなってきたので、水面下で別の男探しをはじめようとしているJ。そんな彼女に、先日知り合いになった彼女の家の近くで、大きなブラッスリーを経営している男性のことを話してみる。

私「(写真を見せながら)彼のことどう思う?」

J「全然私のタイプじゃないし、だいいち彼、既婚者じゃないよっ」

私「そうだけれど、この人と友達になっておけば、彼のブラッスリーに出入りするいい男を紹介してもらえるチャンスが増えるかもよ」

J「(ころっと態度を変えて)・・・、あ、そういう可能性もあるのねっ!!」

私「そうだよ、それにあんたの家からも近いんだから、フラッと立ち寄って彼と友達になって、色々な相談にのってもらったりしながら、カフェをただでご馳走になったり、男を紹介してもらったり、こんなにおいしい話はないと思うんだけれど。」

J「彼って、そんなことしてくれるの?。」

私「絶対してくれると思うよ」

J「でも、一人でそのブラッスリーに行くには勇気がいるので、最初だけでもいいから、ゼロ、一緒に来てよ・・・・」


 というわけで、来週にでも彼女と一緒に出向くことになりそうな予感の私・・・・。ああ、早く、落ち着いて、幸せになってちょーだい、Jよ。


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