葉月 凛太郎の日記

2002年06月08日(土) 久しぶりに

書くことになりますね、日記。
いやはや。いつもながら間隔開きまくりー。

今回はちょっくら時間置いちまったんでどーしようかとも思いますが。
とりあえずしばらくは実習ネタでれっつらごう。というわけで。
実習中の控え室での話など。

教育実習は、全員がその高校の卒業生。そして同級生でした。
とはいえ、私含めて8人いた中で、顔と名前知ってたのは4人だけ。
あと半分の方は顔どころか名前も知りませんでした。
しかもその知ってた4人の中で、高校の時から顔も名前もちゃんと覚えていたのは1人だけ。
後の2人のうちの一人は、同じ大学で同じ学部なために卒業してから知り合いに。(しかもそれも3回生からだ。・・・2回からだったかな?)
もう一人の方は在学中から一応顔と名前は知ってはいたが、知り合いといえる間柄ではなかった。いわゆる一方的な知り合いだ。
しかし楽しいのは、実習生8人中、4人がB大学生という事だ。私もその大学に入っている(笑)
しかも、国語2人地歴2人で綺麗に分かれるし。私らが受験した年からなぜか受験生が増えてるんだよなー・・・。
しかしオススメできん大学だが(爆)
いやまぁ、通えないほどヒドイとかは無いですが。しかし、B大学を受験しようと思っているんです、って人がいたら爽やかに「やめとき」って言います。

それはさておき。
実習生の残り4人の方はそれは見事に皆さん別の大学からでした。
そらそーだな。つーか、こんなにB大生がかたまるってのもなんか不思議。
強化の全体の内訳としては。国語3人、地歴4人、家庭科1人。でした。
この、家庭科の実習生。とりあえず実名出すわけにいかんだろし、Tさんとしておきます。
彼女がそれはもう、ステキでした。
楽しすぎです姐さん。それはもう、あまりの面白さに腹が割れるかと思うほどでした。(←腹筋が鍛えられて6つに割れるということ(笑))
とはいえ、彼女一人がそんなに楽しかったわけではなく(いえ、彼女一人でもそれはそれはステキに面白いのですが)
もう一人相方となる人物がいたからあんなにも楽しかったのでしょう。
その人は、地歴で日本史Aを教えることになってました。彼はY君としておきましょう。彼が見事につっこみでした。
楽しげーに、彼女をちょっと見下げながらつっこんでいました。
その掛け合いがもう、余りに楽しくて。
マジで腹筋が鍛えられたと思います(笑)
一つ一つは覚えていないのが残念ですが。
とりあえず覚えているのを書いてみましょう。
T「もーっ!なんでいちいち私にだけつっこむん?半いじめやわそれ!」
Y「どこがいじめなん、僕はただつっこみいれてるだけや」
T「どこがよ?!もー、被害者Aやわ私!で、加害者B」
Y「・・・てゆーか加害者Aはだれ?」
T「・・ああそうやん、Aやったら重なるし変えな思ったけどそれやったらおかしいんや」
Y「もー、何言い出すん解らんわー(笑)」

あああダメだ!!聞いてたらすっげ面白いのに文章にすると面白くない!!
ダメだなー、私の文章力が足りんばかりに面白さが伝えられない・・・。
まぁ、上のような具合で彼は理論的に見事につっこんでくれるのです。
しかもほぼTさん限定で(笑)
それはまぁ、彼女が一番ボケてたからなのかもしれませんが・・・。
どっちかというと、彼女が一番場を盛り上げようとしてくれたからでしょう。

滅茶苦茶楽しい控え室でした。控え室から長時間笑い声が消えたことは無いのでは。あまりにも私達が談笑しまくっていたので、とある先生がお怒りの言葉を漏らしてらっしゃいました。
しかし、お怒りの言葉をかけられた事よりも。
すぐ隣りの印刷室に声が筒抜けだった事の方が私的にはイタイです。
なにしろ、多少は先生の悪口言ったりしましたしー・・;
いやだって、どうしても好きになれない先生とか、中高でいませんでした?
あとちょっと、それは無茶やろう、というような事をおっしゃる先生とかもいて。

だって、いくらなんでも酷すぎると思うんですが。
私達は、教師を目指していますがまだ学生で。
上手く教えられるはずが無いんです。
それは私達も解ってて。生徒が理解できなかった所なんかは、後で先生が教えなおす事だって解ってます。
だからって実習授業の数が多くて、できれば数を減らして欲しいと遠まわしに頼んだ時に、「どうせ後でやり直すからあなたがやって」というのはひどいと思うのです。
他の実習生は12〜15時間程度の実習授業でした。
なのに、それを頼んだ彼女は25時間も実習授業をしました。
あまりにも多いでしょう。なによりそれでは、毎回の指導案を考えるのに精一杯で、反省点をじっくりと考えて改善する時間もありません。
だから彼女は頼んだんです。なのにその頼みは先の言葉で一蹴されました。しかも、「先生の授業を見学して、自分の直さなくてはならない点を見つけたいので、先生が授業してくれませんか?」
と頼んだのも断られました。その返答がどんなものだったかは忘れましたが、私は「やる気ないんちゃうか」と感じた記憶があります。
一人前の教師になりたいならそれくらいやれ、という事かもしれませんが。
しかし、いくらなんでも、一つの授業をして、その反省もせずに同じ講義内容で他の学級に授業しに行くというのは、私達実習生にとってはありがたくありません。
むしろ、どこが悪かったのかを毎回反省する時間をもらう方が有益だと思います。一度目の授業を踏まえて、次に挑めるのですから。

あああ、あんまりにもその先生に対してむかついてたんで思わず語ってしまいました;私の担当の先生ではなかったのですがね。
ただ、あんまりにも辛そうだったんです。その先生に担当される実習生の子が。帰るのも毎日8時過ぎるし。控え室でひっきりなしに指導案をあいていたし。あまりにも、苦しそうだったんです。
その分、彼女が得たものも大きかったとは思いますが。


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葉月 凛太郎