2008年03月10日(月) |
雑誌「文藝春秋」2008年3月号 |
面白くて役立つ記事が目立ったのでメモ
「怪物保護者が学校を破壊する」奥野修司 ・・そろそろ出揃ったかな、怪物親な話をまとめて聞ける。 怪物にしてしまったのは、誰か、何なのか、治るのか気になる。
「リングから見た日本人の品格」A・ブッチャー ほにゃららの品格のブームは続いているのだが、ブッチャーさんの言う 品格はよりシンプルで、納得いくものばかり。 同じ日本人が言うより、切実な気もする。
「糖尿病50問50答 1600万人の患者へ 名医に問う第一弾」 おそらく私は糖尿病になるには遠い状態なのですが この病気にならなくても、普通に健康に過ごすヒントになる。 日本人の食生活・健康とは何か、この病気がなんなのか、理解しやすいです。
「世界文学全集」の出帆・・池澤夏樹 「人はただ楽しみのために本を買うようになった。 書店には楽に読めて、すぐ忘れられる本が並んだ」 http://mag.kawade.co.jp/sekaibungaku/ 私自身も楽しみの読書ばかりで、名著といわれるものはほとんど読んでないのですが 全集でまとめて出ると、いるか読んで見たいな〜と思えるものばかり。 死ぬまでにどれだけの本が読めるのかしら?
「あまりしられていないこと」・・成田 豊 中国と日本の知られざる交流が紹介されている。 そして「手紙」とは中国ではトイレットペーパーであるとは知っていたけど 「愛人」が配偶者だったとは。 その他、同じ漢字を使っても、意味が異なってきてエライことになるよ〜てな こともがいくつか書いてるのと、交流も、ちょっと安心します。
「母校で詩を教える」・・佐野元春 佐野元春さんの音楽は学生時代によく聞いていました。 好きですね。 そんな佐野さんが大学で詩の講義。学生さんたちが羨ましい!!
「チャップリンの日本人秘書」・・東嶋トミエ 秘書をされていた方の奥様の手記。
塩野七生さんの「日本人へ・58」はナポリの歴史とお人柄。 ユニークです。ナポリの朝食食べたい。小麦粉ものが食べたくなりました。 あとバカにつける薬もないけど、利口だと思い込んでいる人にも薬はないそうです。納得。
「インテリジェンスなき国家は滅ぶ」塩野七生・手嶋龍一 「実録、天下り法人との10年闘争」若林亜紀 「ゾンビ官僚の退治法だ」堺屋太一 など未読だけど面白そう。
小川洋子さんが「日本人の顔」に、「おとなの絵本館」はあさのあつこさん 2人とも岡山出身なんですね〜
全体的に、「壊」という字が躍る内容です。 本当に今、日本は終わりそうですね。 でも、行き着くところまで行ったら戻るだけだと 長生きしている祖母がいうので、楽しみに待っています
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