だから猫が飼いたいのに・・

2008年02月18日(月) 宙組「黎明の風」「passion」

白州次郎さんの事は、数冊の本などでそこそこは知っているのですが
それでも良く知ってるわけではない。
でも、有名なエピソードや写真から知れる彼は、ついつい好感をもってしまうのです。
それを宝塚でやるんですから、そりゃもうかっこいいわけですよ。
白州ご夫妻がこの舞台をご覧になったらどう思われるかな〜なんて思いながら見ていました。

イキナリ、踊る次郎さんに、マッカーサーに掴みはOK。
もんぺも踊り、懐かしいというかなんというかなメロディや
歴史教科書で、あったな〜なこともどんどん出てきます。
それにしてもマッカーサーがカッコイイ。
かっこよすぎである。足が長い〜〜〜!
マッカーサーの秘書役の娘役さんの脚線美もすごい。

おっといけない、私の病気が出た・・失礼。

汝鳥さんの吉田茂がまたすごいのなんのって・・・・ああステキ。


マッカーサーはコーンパイプと名言しか知らなかったけど
こんなに日本のことを熟知していたのでしょうか?
その割に、天皇陛下からのクリスマスプレゼントの
扱いをたしなめられたエピソードは?
と思っていたら、ちゃんとそれも描かれていましたね。

白州次郎さんが始めてジーンズを履いた〜というのもはさまれていた。

もう有名なエピソードは洩れなくです。ええ。

でも、やはり偶然とかでなくて、なるべくしてなった日本なのね。
北朝鮮のこととか、法律のこととか、られれば、みたいなことを暗示した
セリフもありましたが、いろんな人物、出来事が折り重なって
今の日本になった。いいか悪いかなんてわからないけど。
でも、私利私欲のためでなく、日本が、国際社会に復帰でき、
他国と対等にやっていけるように、誇りをもって尽力した
人々は確かにいたんだろうな、と思えた。
(完璧とはいかないだろうけど)

昔、雪組でケネディのことも上演したけど、あれも明るい面にスポット当てた話だからね。
全部鵜呑みにしてはいけないだろうけどねw

+++

ショーは、これまたよかったです。前回から引き続き。
ショーが終わるのが寂しい、また見たいな〜と思えましたよ!
衣装、振り付け、歌曲、3つのバランスがよかった。

色使いが、納得できるし、メリハリのきいた場面展開だった。
振り付けもちょっと面白いな〜水兵さんのシーンとか。
黒のオルフェとかシャンソンの名曲が心地よかったし。

渋く、ベテランの轟さんとアイドル的魅力満点の大和さんを中心に
私の贔屓さん(なんですよ)の蘭寿とむさんたち若手のメンバーも充実
娘役も綺麗・可愛いとそろっているし(陽月さん不在が残念過ぎなんだけど)
これから、もっと回数重ねたら楽しくなりそう。
ラテンナンバーの時は、客席降りもあったし、もっと盛り上がってもよさそうなんだけど
まだまだ練れてない感じがもったいないな〜

出色は、やっぱりロケット終わってすぐの蘭寿とむさんの場面
紫のビロードの衣装、レースがすごかったけど、ステキでよかった。

アラビアンナイトっぽい場面の女役さんも妖艶でよかったわ〜

それから、フィナーレのデュエットダンス?轟さんと大和さんの場面。
紳士を振って、去っていったと思ったら、男になって帰ってきたみたいでちょっと笑えたけど。
大和さんの脚線美がサイコー!wスリットから見える長くて引き締まった脚がステキ。

ってまた足フェチの本能が出ました。すみません。
ロケットの時のダルマの衣装から見える若さはじける足よりも
ダンサーのカリっとした脚がいいんですよね。はい。


 < これまで  目次  これから >


美功 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加