2007年11月23日(金) |
宝塚「エル・アルコン―鷹」とレビュー |
久しぶりに、「こりゃすごい・・いろんな意味で・・」と思ったので詳しく感想書いてみた。 興味のある方は読んでみてください。
トップページからは舞台の映像も見られるし、宝塚もがんばっているわね。 http://www.tca-pictures.net/kageki/index.html
公式でこんなページがありました。宣伝なんてやっていたのか・・・w http://kageki.hankyu.co.jp/revue/37/special/index.html#
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ポスターみたら、綺麗だったので、「行こう!」と決めました。 主演男役の安蘭けいさんは、美人で歌もうまいのです。素敵。 華奢で衣装が重そうでした。 衣装が豪華すぎなせいもあるけど・・
主演女役の遠野あすかさんも、美人でなんでもこなすし可愛いから好き。
原作は小さい頃に見た気がしますが、あまり覚えてないのです。 今回は若手の演出先生、あまりよくしらないけど、ま・行きました。
おお?のっけからなんだか物騒だわ。 そしていきなり、映像がすごかった。 大波の中、主演3名がスクリーンで巨大に紹介されていますよ。 あの一度聞いたら耳から離れない主題歌が壮大ですしw 衣装は豪華だし、舞台装置もなかなかすごいです。 恋あり、友情あり、アクションあり、陰謀あり、復讐あり、お笑いアリとで 宝塚らしい演目か??と思ったが・・
スミレコードギリギリのベッドシーンも久しぶりにみた。 懐かしい、たまにあるのよね。 今回、大サービス2回もあったw 1回目、良家の令嬢が自ら狼に食べられにいきましたし、 令嬢はちょっと強引なワルが好きなのね〜なセオリーとおりでした。 令嬢の心のうちが流れるのがご愛嬌でした・・
2回目は、女海賊・・この設定は萌え。かなりカッコいい! ティリアンに「服をぬいでください」ときっぱり言われて。 (すごいよね、宝塚至上主演がそんなこというのは初めて聞いた) 「この傷をみるがいい!」とぱ〜と脱ぐんですよ。 でも臆することなく、尊敬と愛情で抱かれてしまいますよ。
ま、それくらいなら、まだいいんだけど(そうか?)
このティリアン、罪の無い人まで容赦なく、陥れ、殺しちゃうんです〜〜〜 お父さん(だと思われる人やお父さんのように慕っていた人や、何の罪もない商人、 令嬢、間接的にもきっとどんどん。陥れた人も数知れず・・) いいの?宝塚でこんな非道なの・・と思いました。 でも、ちゃんと登場人物紹介に「冷酷非道な海軍士官」と書いてあるのです。 主演の安蘭さんが可愛く、綺麗なので、その辺が微妙。 あの青池さんの絵の人物が目にちらつきますよ・・w まあいいか。
ティリアンに復讐すると狙うレッドとその友達になった海賊ブラック。 「レッド!」「ブラック」と呼び合うと戦隊物みたいで笑えました。 その2人についていく、令嬢ジュリエットの「おとめこころがピンクにそま〜る」も 暗い場面から浮上させるには効果的かも。 昔の宝塚の演出を思い増しました・・ベルばらとか・・w
若手男役はがきりりとかっこいい感じの人が多いみたいで 娘役も可愛いし、楽しみになってきました。
ショーのほうは、徹頭徹尾タンゴ。 以前、花組で「タキシード・ジャズ」だっけか?あったけど、 あの時も、ずっとそれだったけど、あまり印象に残りにくいからちょっと残念。
タンゴの練習場面とかは結構、珍しかったような。 老夫婦、宇宙、極楽鳥、ピアソラってあの先生好きだよね・・w 高齢化社会応援ショーって感じでした。
それにしても、星組のメンバーがすっごく大勢に思えた。 女海賊はなんぼいるのん?
大昔の☆っていつもトップコンビが出てくるので あまり大勢って印象なかったな〜ww
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