だから猫が飼いたいのに・・

2007年11月18日(日) 身体が弱いことは・・

昨日、日記に書いた絵本ですが
語りがよかったのもあるのですが、
涙がとまらなかったのは、きっと病気の白鳥が自分と重なったから。

残されていく白鳥が自分と重なって辛かった。
私は人間だから、置いていかれなくて、生きているけど
白鳥だったら、自然の中でなら、必ず死んでいる。
あるいは人間でも日本でなかったら
こんな風に生きていなかったかもしれないな〜と思った。

生物は生きている限り、その命を続ける努力をしなくてはならないけど
だからこそ、父親白鳥は他の家族を生き残れる決断をしたのだと
語りの人も言っていました。
私もそう思います。

でも、帰ってくるんですよ。
そして、病気の白鳥は安心して死ぬんです。
死ぬことが可哀想なんじゃなくて、
置いていかれたと思ったのに、みんなが危険をおかして
帰ってきてくれたから、嬉しくて、切なくて。


+++

先日見に行った仮面ライダーの映画ですが、さらに2年前に見た1の方を改めてみてみました。
あの時はあまり触れなかったけど、触れたくなかったけど
主役たちではなくて、脇のキャラクターなんですけど
病気でずっと入院している子たち。

悪魔に魂をうったわけですから、褒められたことではないけど
元気になりたい、自由に、外を歩いたりしたい
という気持ちはすごくわかって切なかったなあ。

私は一応、自由にどこでもでかけていますが
それでも、すごく体調管理に気をつけているし
自分でいろいろ制限している。

ああ頑丈な身体になりたい。
もっと体力もあって、なんでもできたら
って無いものねだりで生きてきたから。
すごく贅沢だってわかってるんですけどね。

でも、こうしてこういう絵本とか普通の大人があまり見ない番組とかを
みて、いろいろ感じたりできるのは
多分、こういう身体をもっているからだとわかる。
こんな風に文章を書いている私は
そうやって出来てきたのだだと実感している日々です。

今の自分を嫌いではないので、
ありがたいと思っています。


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美功 [MAIL] [HOMEPAGE]

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