今、私は開くたび面白い〜とワクワクしている本が2冊あります。 それは「喪男(モダン)の哲学史」/ 本田透著 講談社 2006.12 「打ちのめされるようなすごい本 」 米原万里著 文藝春秋 2006.10
なのでした。
小説でないので、空いた時間にちょっと読み、ちょっと読みしてるので、 ちっとも読み進まないのですが、一気に読んでしまったらもったいない気がするので丁度いいかもしれません。
私は本を読むのが好きですが、決して読書家ではありません。 ノーベル文学賞、芥川賞、直木賞の作家の本を読むことはほとんどないし、 名作といわれる文豪の小説などもほとんど知りません。 知ってるとしたら、教科書、副読本である国語総覧、あるいはメディアミックスの世界で知りえたことが多いです。 そして、私はガイドブック類が好きなのです。 「百年の誤読 」 岡野宏文, 豊崎由美著 ぴあ, 2004年とか斎藤美奈子さんの書評とか特に好きなんです。 たまに既読の本があって、同じ感想だったりするとまた楽しいですし、未読で気になってる本があれば 参考にさせていただいて、読んだりするのです。 それで、読んだこと無い名作もあらすじと作者くらいは頭の片隅に残っている寸法です。
なぜ、ガイドブックや書評を読むのが好きか、それはやはり時間が限られているからでしょう。 現実には体は1つ、時間は限られているので、そんなに沢山読むことができません。 世の中には速読術というもので、じゃんじゃん読んでる人もいるようですが それを学ぶのにお金もかかるみたいですし、いまひとつやる気がおきません。 それなら、この人が薦めるのはだいたいOKだから、この人が面白いというのなら、ちょっと読んでみようということと 全部は読みたくないけど、仕事がら内容くらいは把握しておきたいというショートカット根性のせいです。 せっかち、といってもいいでしょう。
そうそう、私はせっかちさんなのでした。 せっかち、本好きな私には願っても無いアイテムです。 「喪男・・」は次回に続きます。
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