「真のリッチと擬似リッチ」プレジデント 7月号
詳しい目次はこちらから・・ http://www.president.co.jp/pre/20070702/index.html
この手の雑誌を講読しているのはどんな人なのかしら? まあ単純に予想してみますが、そうハズレではないでしょう。 どんなことが書いてあるのかめくってみたら 広告を抜いたトップには「プレジデント言行録」てのがあるわけです。
○転落に拍車をかけているのが「ジジ」「ババ」の存在だ。 「一万世帯調査で判明、浮かぶ家計、沈む家計」より ・・そうなの?ジジババが頭金出して沈んじゃうのか〜 とか ○真のお金持ちにとっては経済感覚のない女性は愛人でいいわけで、 本妻にはなれません。 「初公開!カネ持ちの妻100人の学歴と家柄」 より ・・そりゃそうよね・・ とか ○「地価はまだ高騰する。そんな内容のチラシが頻繁にファクスで送りつけられてくるようになった これは”ババ”を掴んでくれる相手を探していると感じました」 「三大都市不動産」バブル崩壊。これだけの兆候」より
参考に、金持ち妻統計の頁を見てみると・・
「世間の「セレブ妻」像が現実とかなりズレていることがわかります。1億円以上稼ぐ「真のリッチ」は贅沢をしません。 お金を派手に使うのは「擬似リッチ」です。そして擬似リッチの定義は年収3000万程度(!) でアンティークや美術品など収集にこだわる見栄っ張り」と書いてありました。 「スチュワーデスと結婚する開業医はダメになるけど、近所の人とドブさらいをできるような妻なら近所の評判もよくて成功する。 真のリッチは目立たないようにする。戦後の日本は階層がないものとされていたので、お金があることをひけらかすとホリエモンのように叩かれてしまうからです。 普通の人はお金を使う、つまり出て行くことばかり話しますが、真のリッチはいかに得するか、 お金を稼ぐか、その仕組みばかり延々と話します。そういう人はお金が大好きで、そういう人にはお金が集まるんですね」
とあります。等と考えてみればごもっともな話です。 しかし最後に化粧するより知性を磨け、とあるのですが、それも「高学歴」「キャリア」「しなやかさ」というのが前提ですよね。 知性さえ磨けばなんとかなるってもんではないということですね。
それに、知性を磨いて、お金を稼いで、子育て、介護にも抜かりなく、 しかし愛人がその脇で華やかに暮らしているのもどうなんでしょうか・・ そんなこと考えている人は真のリッチには程遠いってことでしょうが。
そもそも真のリッチは少ない上に、そうおみかけするものでもないから関係ないといえば関係ないか〜。
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