2007年05月21日(月) |
本「スクールカウンセリングモデル100例 |
本「スクールカウンセリングモデル100例―読み取る。支える。現場の工夫。」 かしま えりこ, 神田橋 條治著 創元社 2006/09
タイトルの通りの本で、 いろんな児童に、いろんな家族、そして先生と学校。 そのあまりの多様さに、そしてそのケースごとに、なんとか児童の問題を取り除こうと 尽くしているカウンセラーと先生たちのがんばりにどんどん読んでしまいます。
全部ではないけれど、子どもの問題行動が親の方のカウンセリングをしたらよくなる課程が度々出てきて、 当たり前だけど子どもって親の影響を受けて成長しているのだなあと思う。必ずしもでもないけれど。 問題行動を起こしている子どもの親も、その親が問題があることが多いのは書くまでも無いですね。
+++ 病気には一応名前があって、名前がついた病気で対処がある程度わかってるものには 治療法があって、それなりに対処したり、薬を出したりしますが必ずしもよくなるとは限りません。 それは病気でなくても、今現在起きている問題も同じことだと思う。 原因がわかれば、病気は治ったも同然というけど、そもそもその原因がわからないことが多い。 つくづく、人の人生や身体はそれぞれ1つしかなくて、代替のきかないものなのだと思います。
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