ああっついにPK戦が行われました!! そしてこのPKが語られるとき必ずプレイバックされるのが1994のイタリアのバッジョのシーン。 PK。それは厳しく〜 PK。それはせつなく〜 PK。それはGKの見せ場〜 PK。それはサッカーの醍醐味〜 と某歌劇団の名作の歌に乗せてエンドレス続きそうなのでこのへんでやめる。 決勝トーナメントだけでもドキドキなのに、延長ゴールデンゴールではハラハラが加わり、PKでは卒倒寸前さ。 当初、どう考えても圧倒的にスペインが有利と思ってた。 2大会ぶり3度目のアイルランドと7会連続11回目で世界の強豪クラブがひしめくスペインではどうしてもそう考えがち。 実際今大会でもスペインは過去を払拭しようと意気込みも違うしね。 アイルランドももちろん悪くないけど、楽しい試合連続で俄然興味湧いていたし・・とか思っても固定観念な私がスペインの勝利を予想してしまうんだよ。 そんなの全然今大会では通用しないって実証されてんのにね。 で、判官びいきな私は妖精とクローバーの国を応援するのよ。 ところがどうだ。粘りに粘る、本当にすごい粘るアイルランドは何時の間にか試合を自分たちのペースにしていた。 審判のどうも贔屓目に見えるような判定にも助けられたけど、ボロボロのスペインと延長にもちこんだりしたのだ。 ああ、しかしだがしかし!PKでさよ〜なら〜〜〜。 外してしまった選手の心の内を考えると、なんかこう取り返しのつかない、2度と手に入らない大変なものを手を滑らせて壊してしまった時を想像してお腹が痛くなるような気色いような悪いようなドキドキ感がする。 もちろんあくまで想像だからいいのだ。当事者にならないこの無責任さがまたいい。 アイルランド、土壇場でキャプテンが来ないとかいろいろあって大変だったのにここまで面白い試合を見せるようなまとまりをしてすごかったよ。 そして新聞で読んだアイルランドサポの姿勢とかもステキ! こんなに印象に残ったので、今度からの注目度はかなり違ってくるよ! オマケ。ラウールの苦悩顔が晴れやかに変化していくのはいとおかし。
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