2002年05月24日(金) |
猫アレルギー治った人 |
私はアレルギー体質で、皮膚もかなり荒れやすい、現在もアトピーと言われる症状をなんとかごまかしながら生活している。 原因は主にホコリなのだそうだが、現在の職場がホコリの生まれるところといっても過言でないくらい、ホコリ王国なので 今の職場を止めないかぎり多分、この皮膚は完治しないのではないかと思われる。 一時、生活にも不安なくらい全身がかゆくなり、炎症を起こしたが、今の所は部分的でそれほどひどくないので助かっている。 さてアレルギーとはなんとか上手に付き合っているものの、残念なことが1つある。それは猫を飼えないこと。 私はと〜〜〜ても猫が好きなのです。外で猫を見ると思わず立ち止まってしばらく見てしまったり、写真集などもついつい買ってしまったり CMなどで猫が出るとCMが伝えたい情報など一切見ずに猫だけを見つめたり、猫の小物も買ったりする。 猫はかわいいっすよ。くるくる変わる瞳も、耳もひげも毛穴もまゆげもまるっとした背中からお尻にかけてのライン、しっぽのうごき、そして丸めた前足とかくした爪とふかふかの肉球、そして気持ちよいとゴロゴロなってしまう仕組みとか、歩くときの足の運びとか、水に濡れた足をピピピとするところとか・・・エンドレス。こう思い出していてもうっとりしてしまうわ。 もちろん猫それぞれの性格がいろいろあって面白いし、表情とかもあってそれがまたかわいいし、飼い主同士で飼い猫のチャームポイント当てゲームとかしてしまうくらい、個性があっていいんですよね。 あぁ!それなのに、アレルギーのせいで猫が飼えない(もちろん家族の反対や費用の事情もあるけど) これほどの猫好きなのに、猫をさわることも出来ないなんてなんと皮肉な運命なのだろうか。ああ〜(と悲劇によってみる) 猫を触ると、皮膚の柔らかい場所に蚊にさされたような、ぷつぷつが出来てもちろんかゆみがある。ひどい時には全身に出た末に 目がおかしくなってくる。これは辛い。見る人もびっくりするぐらい気持悪い。 そんな私でも過去に一度だけ猫と暮らしていた時期がある。家族が拾ってきた茶寅の猫はすこぶる可愛くて家族の誰もが反対できなかった。(一名だけ反対してたが、最後には折れた) なんと幸運なことにその猫は毛が剛毛なのであった。だから私の皮膚はほとんど反応しなかったので飼う事ができたのだ。 やっぱりいわゆるビロードのような・・という毛皮の猫はダメななんだな。 その猫はそれから6年ほど我が家で暮らしました。 それからは他人の猫やノラ猫で試すも、やっぱりアレルギーが出るので、やはりダメよね〜と哀しんでいる。 中には毛の無い猫を飼え!とアドバイスしてくれる友人もいるのだが、飼ってしまえば情がわききっと可愛いのだろうがなるべくなら毛のある猫が飼いたいと思う。(だいたい毛の無い猫=スフィンクスを手に入れるのも難しそうだよ) そんな私が最近岸本葉子のエッセイで(読売新聞夕刊2002.5.20)猫アレルギーを克服して、猫たちと暮らしている人の話を読んだ。 その中でその人は医者からは猫を飼うのをやめろといわれたらしいが、たくさんの猫を手放す気になれず、アレルギー(喘息の症状)を治そうと努力して、その結果本当に治してしまったそうなのだ。これは私もトライか? 煙草を止め、規則正しい睡眠、それに健康食品(クロレラ、レイシ、イチョウの葉エキスなどいろいろ)と試したとあった。 ただし、どれが効果あったのかはわからないそうで、ここが残念。 煙草は嫌いだし、睡眠も足りている、あとは健康食品か? しかしながら自分がもともとアレルギー体質なので、ある程度の推測はできるが、体質は人それぞれであり、この人に効いたからといって 誰も同じ効果があるとは思えない。自分で1つ1つ試して見るしかない。 それとその時の体調や精神状態も大きく作用すると思う。やっぱりストレスが溜まり、疲れやすくなっているといつもより気管支や皮膚に症状が出たりするのだから。 私のアレルギー克服にはまだまだ時間がかかりそうだ。
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