好き・嫌い

ポエムにも確か書いたけど、「好き」という言葉はチャンスを運んでくる。
例えば、「バービーが好き!」って言ってると、海外行った友人が、スーパー(アメリカとかではスーパーでもバービー売ってるらしい)でバービーを見かけるたび、私が「バービー好き!」と言っていたのを思い出してくれて、買ってきてくれたりする。実際それで、「みんなには内緒やで」とこっそりバービーやバービー小物をもらった事が多々ある。
モノじゃなくても、例えば、「英語が好きだから、英会話の先生になりたい!」とか言ってると、誰かがかわりにそのチャンスを耳にした時、そのチャンスを教えてくれたりする。

でも、逆に。
嫌いという言葉は、チャンスを逃してしまう。好きって言葉は受け入れる言葉だけど、嫌いって言葉は排他的な言葉だから。
例えば、私が、「ミッキー嫌い!」って言うと、ミッキー好きでも、他の部分で私がすきな要素を持ってる人が、遠ざかってしまう。人は、初対面だと、一つでも否定されると、初対面という少ない情報から「この人はミッキーが嫌い=私と合わない」と判断してしまうから。
合わないって思わなくても、嫌いって言葉は攻撃的な言葉だから、人を緊張させてしまう。壁を作られる。
それってすごく損だと思いません?
あたしだって、「嫌い」っていう時あるよ。人間だもの。
嫌いな事を、嫌いっていうのが大事な時だってある。
でも、嫌いって言う事で、自分をアピールしている人を見ると、「この人損してるなぁ」って思うんだ。で、そういう人に限って、みんなと同じ事で、「嫌い」って言っちゃってるから、「あーそー私とはあわねぇな。」って思われて終わりってなことになっちゃってる。
嫌いって言葉は、嫌いな物を近づけさせない防衛手段だ。
防衛する時に使えばいい。
特に嫌いでもないのに嫌いって言ってる人たちは、言ったぶん、チャンスを逃してるって事を思い出してみてほしい。
いや、チャンスを逃すのは私じゃないから、ほんとは別にどうでもいいけどね(爆)
2002年07月06日(土)

宝物 / リカ

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