☆ako’s DAIARY☆
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朝 『akoにお願い!俺の前ではなるべく自分を出してほしい。』
私は臆病。自分を余り出さない。
それは、裏切られた時の恐怖を知っているから。
相手がすきなひとだったら尚の事。
だけど、皆それを越えてきてる。
裏切られる辛さを知っていても素直になることの大切さを知っている。
私は素直になれないことで何度泣いただろう。
素直になれないで離れた相手に流す涙と、
素直になって裏切られた時に流す涙とではどの位違うのだろう。
出勤前に回数券を買った。
秋さんが昨日言っていた 「俺は毎日でも帰りたい」
というセリフを真に受けたから。
いつも少ないお小遣いから私との飲食代を出そうとしてくれている秋さんに
少しでも何かしたかったし、
昨日言われた「つまんなそう」を否定したかったから。
問題はどう渡すかで、
結局、昼に秋さんからタバコを借りて其処に入れておく事に決めた。
昼に秋さんに
「待ってました?」
「別に」
「あ、そ」
わざと別のところでMDWを聞いてた。
暫くして放っておく秋さんの所へ行った。
「よくわかんない」
秋さんは私に対してそう吐くと去っていってしまった。
私は計画が崩れてしまったのと、
まただ。そういう思いで其処にしゃがみこんだ。
休憩終了の5分前秋さんにメールを打った。
『仲良く居たいのに、こじれるだけなんですかね。」
暫くして足音がした。秋さんだった。
秋さんは 「ごめん」 としゃがんでる私をそのまま抱き寄せた。
秋さんは私のメールに気づかないで来たらしく私のメールは見てないらしい。
そして、タバコを借りた。
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