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今日、このパソコンから携帯にメールを送ると時間がなぜかアメリカ東海岸の時間で表示されてしまうというアクシデントにみまわれ、
どうしたものかとプロバイダーのサポートチャットというチャットルームに入ってみました。 そこにはヘルプマンというとても言葉使いの丁寧な、そしてとても親切な人がいて困ってる人に手取り足取り教えてくれます。 ワタクシも何度かお世話になったことがあったのですが、今回も低姿勢でまずは 「よろしくお願いします」 とキーを打ったものの、一発変換でそこに反映された文字は 「夜露死苦お願いします」 であり、さらには 「時刻が誤って表示されます」 と打ったときには 「痔酷が謝って表示されます」 となり、一人パソコンの前で冷や汗を流していたるるです。 やけに長い自己紹介でした。 結局、たまにそういうことがある、こちらではどうしようもない、と言ういつになく素っ気無い答えをいただいたのですが、 それはワタクシをふざけたヤツだと勘違いしてのことだったのか、 今ごろになってちょっぴり心配になっています。 ま、そんなことはどうでもいいのです。 おもちつきも無事終わりました。 おすもうさんもツルッツルのプリップリで申し分ありませんでした。 まったくノープロブレムです。 問題があるとしたら、ここのリレー小説がなかなか展開を見せないことでしょうか。 ワタクシがせっかく登場人物を増やしたのに、いつのまにか退院してまた一人でパソコンに向かってるし、 木下ホイは山田太郎だし。 ドカベンかよ。目、真っ黒かよ。 里中ちゃんは小さな巨人かよ。 岩鬼は口から葉っぱ生えてるのかよ。 しつこくドカベンネタでひっぱってすみません。なつかしかったもので。 その上、女だと思ってたらオカマで、その前はオナベで、これからは女として生きてゆくって。。。 ええ、そうでした、なんでもありなんですよ。 モハメド・アリですよ。 クロード・チアリですよ。 やけのやんぱちです。 リレー小説、逝きます。 ■■■「午前0時13分のメール」 第8話■■■ 携帯ラジオから流れてきたのは、美しく、そしてどこか懐かしいピアノの旋律だった。 いつしかそのピアノにのせて、聞き覚えのある男性の声が重なっていた。。 「胸を大きく広げて、、、、、、、深呼吸〜〜!」 ラジオ体操第1だった。もうそんな時間だったのだ。 久しぶりにラジオ体操をすると、爽やかな気持ちなった。 そうよ、最近あの気持ち悪いメールのせいですっかり疎遠になってしまったけれど きたさんにメールしてみよう。 きたさんだったらきっと相談にのってくれるわ。 きたさんというのは、私がここ半年程メールやチャットをしている所謂メル友だ。 ハンドルネームが「kitainohoshi」なので「きたさん」と呼んでいる。 私は「ruriko」というハンドルネームを使っていた。 ネット上のつきあいだからと、「松たか子に似てると言われる」と言ってしまったが、本当の私は丹子母鬼馬二にそっくりなのだ。 だから、決して会う約束はしてはいけなかった。 なぜなら、きたさんは柏原崇にそっくりだと言ってるからだ。 それなのに、それなのに、私はオカマの身でありながら、きたさんのメールからにじみ出る優しさに惹かれ、恋をしてしまったのだ。 もちろん、これからはちゃんとした女として生きていく決意はしている。 真ん中の足も勅使河原先生に頼んでまた取ってもらおう。 ついでに整形手術もしてもらおうかしら。 本当に松たか子にそっくりにしてもらったら、きたさんと会えるかしら。。 そんなことを思ってるときに 「夕方メール」 と低くこぶしのきいた声が響いた。 以心伝心とはこのことだろうか。 きたさんからのメールだった。 「お元気ですか。しあわせですか。 お返事ください。気にしています。 夜更かし癖はいけないのです。 若さがどんどんなくなるのです。 私にとって、あなたはとてもとても大事な人ですから。 お願いです。お願いです。 お元気で、そしてまた、会いに来てください。」 きたさん、今日は清水由貴子の「お元気ですか」できたわね。 今でこそオバチャン役が板についた彼女のデビュー曲をもってくるあたり、ほんとにシビレルわ〜。 きたさんって、どんな人なのかしら。 会いたい、会えない。 憎い、恋しい。 巡り巡って、今は恋しい。 ひゅるり〜〜〜ひゅ〜〜るり〜らら〜〜〜 歌ってる場合ではありません。 私のきたさんへの想いは募るばかりだった。 そして、ついに私は決心した。 〜つづく〜
rya
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