非日常かもしれない日々

■ 「どうして俺とSEXしたの?」 2001年12月18日(火)
この日記は2002.8.2に書きました

結局、彼と別れたのは朝の9時。
「じいさんの葬式には遅刻だ」
のんきに彼は笑う。

ホテルの部屋から出る前に
「これからは俺がお前の”はけ口”になってやるよ」
彼は立ってあたしに向かって腕を広げた。
あたしは彼の胸に飛び込んだ。
彼は優しくキスしてくれる。
エレベーターの中でも彼はあたしを抱きしめる。

あたしをタクシーに乗せ、彼は歩いて駅に向かった。

その日の夜、彼からメール
「どうして俺とホテルに行ったの?営業?」
あたしは、その文章の中に彼の”繊細さ”を見つける。
自身満々で
「女なんてすぐにひっかかる」
なんて嘯いてたけど・・
「どうして行ったのかわかんないけど・・・あたしは営業はしない風俗嬢だよ」
「そっか(^ー^)営業なんかしない子だとは思っていたよ」

結局、メールだけじゃ物足りなかったのか、彼から電話が来た
「あはは・・電話しちゃった」

でも、その時のあたしはまだ、迷っていた・・・
だって・・本当は元彼と完全に切れていなかったし・・
客との恋愛なんて信じられない。
客である彼を信じていいのかわからなかった・・・・


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Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

Material by B*wasabi + Skin by caprice*
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