非日常かもしれない日々
あたしにはもう「性欲」何て、ないと思っていた。
いや。。。愛撫されて気持ちいいのだが「挿入」もしくは「本番」には興味なくなったと自分で思っていた。
3ヶ月前くらいにSEXしたのが最後だけど楽しくなかった。
疲れるだけだった。
彼は壊れ物を扱うように、あたしを抱いた。
あたしの全身を舌で愛撫する。
髪の毛を優しく撫で、顔中にキス。
胸からおなかから、背中から、あそこから足の指先から・・・・
あたしは自分から彼のモノを求めた・・・・
終わった後、彼は、しっかりとあたしを抱き締め頭を撫で、何度も何度もキスをする。
果てた、あたしの体を撫で回す。
あたしがくすぐったがるのを楽しんでる。
気が付けば4時間もベッドでイチャイチャしてる。
49日の法要で田舎に行かなくちゃならない彼は、とっくに電車の時間を逃がしていた(笑)
年下の男に甘えてしまうあたし。
「俺、本当はお前に甘えたいんだよなあ」って笑う彼。
「俺はお前が可愛くて可愛くてしょうがないんだ」
「仕事に行かせたくないなあ」
「他の男に触らせたくないなあ」
「これで味覚えて、店で本番させるなよ」って言う彼。
「わかんない。させちゃうかも」って言ってみたら怒られた・・・・・
彼は不安がる。
あたしが彼を愛しているのかどうか・・・
実はわからない。
あたしは彼を愛しているのでしょうか・・・・
そして彼は、あたしを愛しているのでしょうか?
何も信じられなくなるんだ。
年を取ると・・・・
確かな事は、あれから2日たった今も、あたしの体には彼の余韻が残っている・・・・・
Arranged +
Written by 樹杏(じゅあん)