初日 最新 目次 MAIL

人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

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2007年05月17日(木)
「ありがとう」 「さようなら」

 誰だってそう。

 無くしたものほど、大切に思える。
 終わってしまったことほど、美しく見える。
 絶対に手に入らないものを、欲しくなる。

 今まで、何とも思ってこなかった「あの人」とのコトが、
急に大切に思えて、急に切なくなって、
私は、ふと、つぶやいてしまった・・・

 「好きだったのにな・・・。」

 「本当に、本当に、好きだったのにな・・・。」

 そんな自分の言葉に、自分でも驚いていた。

 この感情は何だろう?後悔?未練?つまらないプライド?

 でも、いいよ。何でもいい。今くらい、優しくなろう。
一度は、本気で好きになった人。その幸せを、
今くらいは、祈ろうよ・・・。

 出会えて、良かったんだろう。
 
 今なら、そう思える気がした。

 ずっと長く付き合ってきた、大切な「カノジョ」。
たった一ヶ月でも、たった一瞬でも、私がその「カノジョ」より、
「あの人」に愛されていたのなら、それだけでもいい気がした。
 「あの人」は私と付き合って「カノジョ」を、
忘れられるかもしれないって、賭けてくれてたのかなって、
思う時があった。
 それは、たぶん間違いじゃないだろう。でも、
私にはそれが出来なかった。

 「あの人」は「あの人」のあるべき場所に戻った。
そしてそこで、「本当の幸せ」を見つけた。

 それが、始めから、本当の答えだったんだ。

 「ありがとう」そして・・・、

 「さようなら」

 私も、私のあるべき場所を目指して、歩いていくよ。






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