英国留学生活

2003年04月16日(水) 庶民派マクダフ

博物館の帰りに、買い物をしようとセントラルに出て行き、
プレタ・マンジェで、コーヒーを飲んでいると。
・・・どうも、目の前の窓際のカウンターに座って、
レモンジュース飲んでいる人の横顔が、マクダフに見えるのだが・・・。
振り向いた彼と、眼が会った。あ、やっぱり。

"Is something...?"
"Are you MacDuff?"
いや、落ち着け自分。
"Did you play MacDuff?"
"Yes, Yes. Anyway, I'm Mark, nice to meet you."
すごく嬉しそうに頷いて、わざわざこっちのテーブルに来てくれた。
気さくだな・・・。なんと言ってもプレタ・マンジェだしな・・・。
劇場のこととか、ショーンのこととか、
今の仕事のこととかを少し話して去っていった。
"I'm really glad to meet you."
と何度も言ってくれたが、いえいえこちらこそ。
マクダフ嫌いだった私が、
「まあ、そんな主君だけどこれからも頑張って。
むしろ簒奪してもよくってよ。」と思ったのは、彼の
"He has no children!"のおかげだと思うし。

マクダフのインパクトで薄れてしまったが、
今日はイースター向け特別イベントが、博物館で開始された日で、
すごく忙しかった。
最初の子供たちがきたときに、傍らでスタッフ達が、
"They're coming.", "So, it begins."
と言っていて、おいおいどこかで聞いた台詞だな、そんなに大変なのか、
と密かに慄いた。
目がまわるほど忙しくは無かったが、やはりなれない仕事なので、
かなり疲れた。
ワークショップの手伝いがメインだったのだが、
今日はチャイニーズ・カリグラフィー(習字)だった。


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