イースターイベントの二日目。 今日も大変いい天気。一体どうしたのだ、ロンドン。 例年と比べて破格に降水量が少なくないだろうか? 矢張り天気がいいと、旅立ちたくなる。 天気があまりに良いと、逆に博物館の集客率が落ちるので、 善し悪しなのだけれど。
そして朝のうちは本当にビジターがこなくて静かだった。 11時ごろから、団体客が入りだして、そりゃあもう。 今日のワークショップは、春の絵を描こうというもの。 やっぱりインクを使うので、子供らにエプロンを着せてやるのだが、 何なんだ、この複雑怪奇な固結びは。 もうちょっと、後のことも考えたほうがよろしいかと。 そして、足りなくなった画用紙を切ったり、水を取り替えたりしている 私の傍らで、子供と一緒に絵を書いているボランティアのコリン。 一緒になって遊ぶなー。手伝えー。
お昼に15分だけ休憩。 同じく、ワークエクスペリエンスできている、ウェストミンスターの 学生と一緒に食べる。 彼女の専攻は、ヴィジュアル・カルチャー。 修論はデヴィッド・リンチらしい。 「知ってる?」 「ツイン・ピークスの監督でしょ? 私去年、カイルのお芝居をウェスト・エンドで観たわ。」 「カイルねー。信じられる?彼が42歳だなんて。 何時までも若くてハンサムよねー。」 でも一時期ゴシック・ホラーな顔していたよ。 あの黒ずんでいた涙袋はどうしたんだろう? 舞台に立つに当たってまた若返ったような気がするよ。 友人は、「彼の美容法(涙袋除去)を売ったら、絶対儲かるって!」 と言っていたけど。
午後に、イベントの合間を縫って、メールチェック。 ヴィクトリア時代の写真捜索依頼を出していた、 ロンドン博物館写真部のチーフから、返事が来ていた。 「来週は、私バケーションなの、手伝えないわ、ごめんね」 なにー!休暇に当たって、他の人に業務の引継ぎとか、 しないのか!? ・・・しないんだろうな。
帰りに、ガーベラを貰った。 花瓶が無いので、ペリエの空き瓶に挿して飾っておく。
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