英国留学生活

2003年04月17日(木) イベント二日目

イースターイベントの二日目。
今日も大変いい天気。一体どうしたのだ、ロンドン。
例年と比べて破格に降水量が少なくないだろうか?
矢張り天気がいいと、旅立ちたくなる。
天気があまりに良いと、逆に博物館の集客率が落ちるので、
善し悪しなのだけれど。

そして朝のうちは本当にビジターがこなくて静かだった。
11時ごろから、団体客が入りだして、そりゃあもう。
今日のワークショップは、春の絵を描こうというもの。
やっぱりインクを使うので、子供らにエプロンを着せてやるのだが、
何なんだ、この複雑怪奇な固結びは。
もうちょっと、後のことも考えたほうがよろしいかと。
そして、足りなくなった画用紙を切ったり、水を取り替えたりしている
私の傍らで、子供と一緒に絵を書いているボランティアのコリン。
一緒になって遊ぶなー。手伝えー。

お昼に15分だけ休憩。
同じく、ワークエクスペリエンスできている、ウェストミンスターの
学生と一緒に食べる。
彼女の専攻は、ヴィジュアル・カルチャー。
修論はデヴィッド・リンチらしい。
「知ってる?」
「ツイン・ピークスの監督でしょ?
私去年、カイルのお芝居をウェスト・エンドで観たわ。」
「カイルねー。信じられる?彼が42歳だなんて。
何時までも若くてハンサムよねー。」
でも一時期ゴシック・ホラーな顔していたよ。
あの黒ずんでいた涙袋はどうしたんだろう?
舞台に立つに当たってまた若返ったような気がするよ。
友人は、「彼の美容法(涙袋除去)を売ったら、絶対儲かるって!」
と言っていたけど。

午後に、イベントの合間を縫って、メールチェック。
ヴィクトリア時代の写真捜索依頼を出していた、
ロンドン博物館写真部のチーフから、返事が来ていた。
「来週は、私バケーションなの、手伝えないわ、ごめんね」
なにー!休暇に当たって、他の人に業務の引継ぎとか、
しないのか!?
・・・しないんだろうな。

帰りに、ガーベラを貰った。
花瓶が無いので、ペリエの空き瓶に挿して飾っておく。


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