2日目 午前中は、再びヴィクトリア&アルバート美術館へ。 ハンドリングのプロジェクトに関係しているということで、Reminiscence box (Renaissanceと、すぐにスペルが混ざる・・・)というものを、ボランティアの人と見に行く。 古い写真をボードに挟んだものを、箱に入れているわけだが、(寄贈者の話や写真も込み) 結構ボランティアの年配の方は、楽しそうに昔話をしていた。 ただ、やっぱり「写真の表面には触らないでください」と言っても、 触っちゃうんだね。 プロジェクトを推進した人と、レストラン奥の小部屋でコーヒーを飲みながら、 話を聞く。 この部屋、壁の絵がフェイクになっていて、絵の額縁を立体に見せようとするのは、 良くあるけれど、笑ったのが、非常口(Fire door)の対の部分にもう一つ、 扉の絵があって、"False door"と書かれていたこと。 こういうこと好きだよな、この国の人たち。
午後は、過去の来館者のコメントや行動曲線の資料を見る。 かなり見事にばらけていて、まとめ辛い。 そして、今日はフランスの学生が団体で来ていた。 またショップの手伝いをしたのだけれど、 "Can I ask xxxxx xxxx xxxxxx ?" あの、殆どフランス語なんだけど。わかりません。 一緒にいた博物館のスタッフも苦手らしく、 「イギリスの外国語教育は実践的でなくてだめなんだよね。」 「うちの国もそうですよ。」 という話になった。どこの国でも同じことを言うものなんだろうか?
彼の専攻は、アングロ・サクソン時代の考古学だというので、 「もしかして、サットン・フーの発掘に参加しました?」 と聞いたら、 「いや。でも、大英博のサットン・フーの遺物を見て、 考古学を勉強しようと思ったんだよ。」 おお。 「アンジェラ(この研究の第1人者)は近所に住んでたよ。彼女の子供と 同じ学校に行っていた。」 ローカルだなあ。
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