英国留学生活

2003年03月24日(月) new devilry

初日。

まずはこの博物館(The Ragged School Museum)でメインに行っている、
教育プログラム見学。
ここは、ヴィクトリア時代に篤志家がストリート・キッズに
教育を施したところから、始まっているので、
ヴィクトリアから現代までの地域の歴史がメインテーマだ。
とにかく、貧しいらしいので、ボランティアが重要ポイントだ。
しかし、ここはイースト・エンド。
地元ボランティアの方にまくし立てられると、
コックニーが聞き取れなくて、正直辛い。笑ってごまかす。
(←ごまかすな。)

ヴィクトリア時代の服装をした、ミス・パーキンス(偽名)が、
ヴィクトリア時代の
授業を行う。細い眼鏡に、ひっつめ髪、当然手には鞭。
ジェーン・エアとか、赤毛のアンとかが思い出される。
子供らも何人かは、ヴィクトリア時代のこ汚い衣装を着て授業を受けている。
ホームズのイレギュラーズはこんな感じなのだろう。
そのあと、ヴィクトリア時代のキッチンを再現した部屋に移り、
ボランティアの人にヴィクトリア時代の話を聞く。
勿論、生きていた人はいないが、
自分の小さい頃の話や、祖父母に聞いた話なども織り交ぜて話すので面白い。

午後は私のプロジェクトの説明を、ディレクターのターラ
から受ける。名前といい、赤毛緑眼の容貌といいアイルランド系かな?
小さいギャラリーで行う、ハンドリング・オブジェクトの計画と、
そのボランティアスタッフへのトレーニングが、
この2ヶ月の私のメインの仕事だ。
ギャラリーの展示品のテーマをざっと把握して、幾つかのテーマを立てる。
収蔵品の確認は後日、キューレーターのリズから
ドキュメンテーション・システムの使い方を聞いてから。
午後は最後は、ミュージアム・ショップの手伝いをした。

台風一過・・・。What is this new devilry?


 < auld lang syne  INDEX  retro future>


psy [MAIL] [HOMEPAGE]