やはり、北部イングランドまで北上すると寒い。 しかし、モスクワ留学されている方の日記を読んでいて、 寒風で耳が切れちゃったくらいでめげてちゃいかん!と思った。 因みに私の友人の座右の銘は、 当たって、砕け。 「だって、自分が砕けちゃしょうがないでしょ」 そうですね。
それはともかく、今週2度目のstudy visit。 マンチェスターに来るのも2度目なんだけど、 両方とも博物館しか見ていないので、ちょっと観光も したいなあと思わなくもない。 でも往復7時間(コーチで)は痛い。
今日いったのは、マンチェスター・アート・ギャラリー。 その中の新設された、クラフツ・アンド・デザインギャラリーについて、 グループ・ワーク。 今日のグループは全然、まとまりなかった。 明日のプレゼン、どうしましょう?
ギャラリーは確かに、カテゴライズがInterpretive Communityの共通認識を意識しているようで、斬新だとは思うが、 それがどれだけ来館者にアピールしているかは、不明。 展示ケースや、デザイン自体も洒落ていたけれど。
「政治と戦争」というコーナーに、 "Levantine chess set" made by Stephen Dixon 1994 というのがあった。かなり大ぶりの緻密に(だがグロテスクに)、 作られたチェスセットで、西側と東側に分かれている。 東側のキングはアッシリアの神を模したもので、 ポーンは、自爆テロの姿だったり、防毒マスクをつけて、 ガスミサイルを手に持っていたり。 西側のキングは、スーパーマンの服を着て、手元の皿の上で、 地球を切り分けている。(切り口は西瓜に見える)。 クイーンは、自由の女神の冠をつけている。 同じグループのアメリカ人が、酷く気に入っていた。 でも"What is Levantine?"と言っていた。 ・・・おいおい。
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