英国留学生活

2002年06月27日(木) Final Party


今日はファイナルパーティー。
パーティー会場に入る前にプレゼンの時の試験官に捕まった。
やっぱり、丸暗記しているのを読み上げているみたいだったと言われた。
それだったら、あんなに同じ単語を繰り返してはいないんだけど・・・。
ただ、質疑応答は良かったと言われた。テーマを越えた知識をもっていることを証明したらしい。
はったりはかますものだ。さて、どのくらいの点数がつくのだろう?

まあ、とにかく気を取り直して会場のブルネイ・ギャラリーへ。
この建物はSOASに留学していたブルネイ王室縁の学生が卒業記念に寄付したとか。
さすが、桁が違いますね。
立食パーティーの形式。なんだか紙皿にワイングラスを引っ掛けられるようになっている
のが面白い。一見洒落たパスタや、ローストチキンが並んでいるが、味は・・・味は・・・
いつもの学食の味だ。つまり、味がない。いつも通り塩・胡椒をふんだんに振りかけて食べる。
修了書を一人一人、手渡しされる。しかし成績が出ていないので、本当には終了していない。
落ちてるかもしれないのだもの。これの意味はなんだろう?

日本人らしいと言われるかもしれないが、(でも日本人以外もやっていた)
友人や先生と写真を取り合う。
エルロンドは最近もみ上げを伸ばしていて、一層迫力を増している。
今写真を見返してみても、やっぱり似ている。どうせなら長髪にしましょうよ。
夏休みの予定を聞いてみたら、9月に第2子が誕生するから、休みは実質ないらしい。
おめでとうございます。
クイーン・アンは旦那さんの実家のトルコに行くらしい。
でも、姑のいる実家は余り好きではないらしいことを以前言っていた。
それでも、英国からなら安いから行くといいわよ、と言われた。
たしかに、エフェソスのトロイの木馬や、イスタンブールのモスク、カッパドキアの奇岩の住居は見たい。
ジョンがパーティーに来ていないのが残念。最後にお礼が言いたかったのだけど。
元銀行のシステム部にいた日英ハーフのクラスメートが、「みずほのシステムは何故破綻したか」
とかいう、本を持っていてわざわざみせてくれた。
なんで、パーティーにそんなの持っているんですか。
夜間バッチなんて単語、すんごく久しぶりに聞きましたよ。
イラン人夫婦のクラスメートは、本当はアメリカに留学したかったらしいのだが、
ビザが下りなかったらしい。今は大学院の結果待ち。

そして。パーティーのあと、友人たちとソーホーのカラオケに行く。
英国人が「カラオキ」と呼ぶ、パブのカラオケではなくて、日系のカラオケ・ボックスだ。
日本の居酒屋が懐かしいなあ。
帰りにロンドン大学のキャンパスを通る。これで本当に終了かと思うと感慨深い。


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