今、フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」を読んでいるが、 寝そうだ。 一章、一章はなんとなく理解した気になっても 全体を通してみるとよくわからない。 これでプレゼンをやる事は決まっているし、 次のエッセイはグローバリゼーションを選ぶつもりだから、 読んでおかないといけないのだけど。
比較文化のほうは、真贋のトピックを選ぼうか、と。 テーマはボードリアールから引用されているけど、 美術に焦点を絞って、ベンジャミンのAuraと デュシャンとかウォーホルとかを使おうかな。 現代美術は本当は苦手なのだが。
大学時代、ゼミの研修旅行で群馬県立美術館に行った。 そこで、ウォーホルの「毛沢東」(だったと思う)を見たのだが、 そのとき友人たちが、 「ウォーホルの作品を高額で購入して、こうやって大事に飾ってるのって ナンセンスよね。彼のメッセージにそぐわない。」 「ウォーホルの作品ってさ、 図版をセブンイレブンで適当にカラーコピーして、 部屋にばーって貼り付けて3日ぐらいで飽きて捨てるものだよね。」 って言っていたのをふと思い出した。 なるほどね。
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