英国留学生活

2002年05月07日(火) Sharpe's Eagle

今日はまた、キングス・クロス周辺で事件があったらしい。
今回はかなり広範囲に立ち入りが禁止されていた。
その黄色いテープを見ながら友人のYさんが、
「ねえねえ、もしかして犯人が逃走中なのかな?」と言うので、
「違うでしょ、それだったら検問とかをするでしょ。」と返すと、
「やってるよ、検問。」と指を指したその先には、
通り抜けようとする車を素手で止めている警察官が。
この国ではバリケード(?)も作らず、警官が一人で車を止めるのか・・・。

比較文化の前タームの試験が返ってきた。
木曜日にフィードバックをやるらしいが、コメントが読めない。
だから、どうして皆読めない字を書くのだ。

"Sharpe's Eagle"というDVDを入手したので、早速友人の部屋で観る。
Riflesに続いてこれを観て、改めて思うこと。
私、やっぱりこういう時代劇好きだわ。
ただ、字幕を必死に追うので俳優をあまり注視してられないというのが
辛いところだ。シャープ役のショーン・ビーン氏は私の中で、
わかりやすい英語を話してくれる俳優No2にランキングされているが、
他ははかなり辛い人が多い。
それに多分、軍隊用語が(専門的ではないのだろうが)でてくるし。
横隊とか縦隊とか言ってるみたいだし、階級も一拍置かないと
どっちが上だかわからなかったりする。
ストーリーは単純で面白い、そして主人公は首尾一貫して怪我してる。
だが、女にはもてる。理由はよくわかる。
前作から引き続き「美しきスペインゲリラの愛人」(←アマゾンでこう紹介されていた)
テレサさんがでてきていて、一応この人は恒常的な恋人なのかな、と思われる。
一話に一人恋人パターンかと予想していたよ。
このテレサさん、ちょっと惚れそう。
ウェルズリー将軍(モリアーティーに似てる)の腹心の狸おやじのホーガンとか、
シャープの腹心で、上官がぼろぼろなのに一人元気なハーパーとか、他の脇役も面白い。
まあ、今回はあほな上司を持つと苦労するよねええ、という感じの話。
実践経験豊富で(15年闘った叩き上げの中尉、異常な出世だ)現実的だが、
自分なりの規範を持っていて、また、ロマンチストなんだよな、この人。

全作揃えそうで怖い。というより日本に帰ったら邦訳本を買うだろう。


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