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2003年08月16日(土) ■ |
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デビルド・エッグ |
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時たま、本の中に出てくる食べ物や飲み物に興味を持って、それが頭から離れなくなることがある。この間は「マカロニ・チーズ」だったが、今回は「デビルド・エッグ」。これは今日読了した『Keeping the Moon』にも出てきたし、カポーティの『草の竪琴』や、アリス・ホフマンの『七番目の天国』ほか、いろんな本で目にしている。
特に南部のほうでよく作られるのだろうか?南部の話の中によく出てくるような気がする。調べてみると、イースターの料理ということだが、ハロウィーンでも、サンクス・ギビングでも何でもありのようだ。『Keeping the Moon』では、登場人物のひとりであるMorganが、失恋した時に大量に作る。そういえば私も、アメリカでは「デビルド・エッグ」という名前だは知らずに、クリスマスやお正月に、この上にイクラを載せたものを作っていた。なーんだ、あれか、みたいな・・・。(^^;
どういうわけか「デビルド・エッグ」が登場した本は、私のお気に入りになることが多い。名作の陰に「デビルド・エッグ」あり。
●デビルド・エッグ 「デビルド・エッグ(注:ここでいうデビルとは悪魔ということではなく、胡椒宇などで辛く味をつけたということ。実際には胡椒より洋がらしを使い、パプリカを最後に振りかけたりする)」。 <作り方>…いたって簡単。ゆで卵を縦に半分にカットし、取り出した黄身にマヨネーズとマスタードを混ぜ、それをまた白身の穴にふんわりと詰める、以上。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『Keeping the Moon』/Sarah Dessen 夏休みにノース・カロライナのコルビーに住んでいるおばさんの家で過ごすことになった高校生の女の子コリー。これまでひとりぼっちだったコリーが、そこで友だちとボーイフレンドを見つける。いわゆる、いじめにあってきたティーンエイジャーが、ひと夏の経験で強くなるという成長物語。
ところで、主人公のコリーがアルバイトするところが「The Last Chance Café」(正確には「The Last Chance Bar & Grill」)。先日購入した Linda Lael Miller の『The Last Chance Cafe』とは全然関係ないけれど、何となくこのまま繋げて読みたい気分も。
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