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2003年07月21日(月) ■ |
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『紳士協定』とデヴィッド・アッテンボロー |
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先日の、ペーパーバックを4冊注文するという「考えた末の決断」をさっさと覆して、2冊だけ注文したものが、今日届いた。つくづく私って、カフェのネオンサインに弱いなと実感。だからラスベガスとかも好き!道路沿いのモーテルのけばけばしいネオンサインがかわいくて、とてもハッピーな気分になるから。同じ理由で、飛んで火に入る夏の虫みたいに、夜の新宿の飲み屋街に引き寄せられてしまうのね。(^^;
今日は、DVDを買おうかどうしようかと迷っていた、グレゴリー・ペック主演の『紳士協定』をテレビでやったので喜んで観たのだけれど、これは買わなくてもいいや。ユダヤ人の差別について描いた話なんだけど、結局はアメリカの白人が一番であると言っているような気がして、共感できない内容だった。もちろんグレゴリー・ペックはいいのだが、相手役の女優も良くなかったし。
紳士協定 監督: エリア・カザン 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより) 一人のジャーナリストが、アメリカの反ユダヤ主義を調査するため、自らユダヤ人と偽って取材をする。ユダヤ人の立場になって初めて分かる様々な差別。真の正義を追求していく姿を感動的に描く。監督は名匠エリア・カザン。
この連休、いつもに比べるとたくさんテレビを観ていたのだが、一番面白かったのは、NHKでやったデヴィッド・アッテンボローの『知られざる、ほ乳類の世界』だった。製作はBBCのディスカバリー・チャンネル。ああ、やっぱりね!という感じ。NHKも、こういった自然が主役の番組を作ってはいるが、変なゲストの馬鹿みたいな決まりきったコメントなんか入れないで、ディスカバリーみたいな作りをすればいいのにと常々思っていたのだが、ほんと、そう思う。
NHKの制作の人に聞いてみたら、「子どもからお年寄りまで、万人にわかるように作らなければならないから」という答えだったが、だからこそ自然のドラマだけでいんじゃないのか?と思う。NHKの人の答えが正しいなら、BBCのディスカバリー・チャンネルは、子どもやお年寄りにはわからない番組なんだろうか?
●デヴィッド・アッテンボロー イギリスの映像プロデューサー、自然誌学者、動物学者。彼の手による BBC の自然科学系番組は NHK などで時々放映され、その映像の素晴らしさにはいつも唸らされる。ちなみに映画監督、俳優のリチャード・アッテンボロー(あの「ジュラシック・パーク」を作ったおじいちゃん)は兄。
余談だけれど、リチャード・アッテンボローは『紳士同盟』という映画に出演しているので、今日の日記のタイトルは「『紳士同盟』とリチャード・アッテンボロー」の間違いではないのか?と思った人もいるでしょうね。上下2分割の表紙も似てる!(^^;
〓〓〓 BOOK
◆Amazonから2冊
『The Last Chance Cafe』/Linda Lael Miller \954 Book Description New York Times bestselling author Linda Lael Miller captures the passionate heart of America in this page-turning romantic novel. Seeking shelter from the storms of life, a woman who is down on her luck Wnds an unexpected refuge at...
『Standing in the Rainbow』/Fannie Flagg \954 Book Description The time is 1946 until the present. The town is Elmwood Springs, Missouri, right in the middle of the country, in the midst of the mostly joyous transition from war to peace, aiming toward a dizzyingly bright future.
※左の画像、色が全く違います。タイトルのバックは赤! ※『Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe』/Fannie Flagg
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