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2003年06月11日(水) ■ |
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マイケル・シェイボン |
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マイケル・シェイボンのデビュー作である『ピッツバーグの秘密の夏』を読み始めたが、この本のあとがきに、
「翻訳にとりかかる前に読み始めたときには、面白くて一気に読めたのに、当然ながらいざ訳すとなるとけっこうやっかいな文体ではあった。ロスの雑誌にも「注意深い読者なら、作品の”ぼく”が使うボキャブラリーについていくためには辞書を脇に置いて読まなくてはならないだろう」とあったから、英語国民にして、そうか・・・」
とあった。そうそう!そうなのよ!と大きく頷いている私。読んでいるときは面白いんだけど、さて日本語にするとなると至難の業。この人も細かく書き込むタイプで、個人的にはそういう文体のほうが好きではあるのだけど、同じマイケルでもマイケル・カニンガムとは全然違う。カニンガムも日本語にするのはなかなか難しいけれど、シェイボンはさらに難しい。作風としてはシェイボンのほうがカラっとしてて好きだけど、こういうのは自分で訳すもんじゃないと思った次第。これから1週間は地獄に違いない!ぎゃあーっ!
ところでAmazon.co.jpで、500円以下の本に手数料を取り始めたのはすでに知っていたが、500円以上の本でも、ものによっては手数料を取るものがある。500円以下でも500円以上でも、理由があるならいいが、何の説明もなしとは利用者を馬鹿にしている。どうも納得がいかないのでメールを出してみたのだが、回答がない。何かうしろめたいことでもあるのだろうか?
そろそろ「Summer Reading」の候補を探そうと思っていたが、回答があるまでオーダーする気にもならない。ていうか、去年「Summer Reading」用に買った本が、ほとんど手付かずなのよ。新しく買う必要なし!(^^;
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