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2003年04月03日(木) ■ |
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夏目漱石の書き出し |
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「文章の良し悪しは、最初の3行で決まる」と言ったのは、別に有名でもなんでもない、私の友達のコピーライターだ。しかし、これは正しいと思っている。そもそも最初の出だしで興味をそそられなければ、読む気にもならないかもしれない。
というわけで、何の気なしに夏目漱石全集(ちくま文庫全10巻)を引っ張り出し、パラパラめくっているうちに、全ての出だしが秀逸であることに気づいた。外国文学もそうだとは思うが、特に日本文学の場合、日本語の妙みたいなものもあるし、さすがに漱石であると感心した。全部読むことはない。漱石全集を出だしだけでいいから読んでみるといい。なるほど文豪と呼ばれる所以とはこういうことかと、納得するはずだ。
早稲田まで歩いて行くには、途中で「夏目坂」というところを通る。何のことはない、少し勾配のあるただの道路だ。昔、漱石の実家がそこにあった頃、漱石の父親が、そのあたりを勝手に「夏目坂」と呼んでおり、それがいつのまにか一般にも用いられるようになったとか・・・。
夏目坂の詳細はこちら
オープンカレッジが始まるまであと2週間。今日、受講証が送られてきた。見て絶句。え?写真貼るの?って、そんなこと全然考えてなかったから、こんなことだったら、顔をもっとスリムにしとくんだったー!だって、図書館でも生協でも、これを提示しなきゃいけないんだよねー。ショック!
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『ベッカムに恋して』(BOOKPLUS)/ナリンダー・ダミ 原題は「Bend It Like Beckham」で、別にベッカムに恋してるわけじゃない。ベッカムのようなシュート、つまり「曲がるシュート―ベッカム・スペシャル」を決めたいってこと。
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