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2002年08月24日(土)
アメリカ旅行記3日目<グランドキャニオン>

今日は今回の旅行の第一目的であるグランドキャニオンへ。
6:30にホテル出発。小型機専用の空港へ向かう。早朝だったので、朝ごはんはなし。胃がからっぽだと、セスナで気持ちが悪くならないかと心配だったので、空港の売店でお菓子(リッツのチーズサンド)を買って食べる。

搭乗前のチェックで、体重を計られた。えええ!やっぱり!
なんでここまで来て、こんな屈辱を味あわなければならないのよ!と憤る反面、重たすぎて乗れないなんてことになったら・・・と激しく不安な私。さっきのお菓子、なかったことにできないだろうか?もっとしっかりダイエットしておけばよかった!でも、私よりも重そうな人もいっぱいいるからだいじょうぶよね。ていうか、そんなに重たい人ばかりでも困るかも。。。

セスナはエア・ベガスというところのもので、搭乗前にパイロットと一緒の写真を撮られる。ディズニーランドのスプラッシュ・マウンテンなんかにもある、帰ってきたら写真ができてるというやつだろう。抜け目がない。パイロットは、日系か中国系の人で、どうせなら金髪のアメリカ人パイロットがよかったなあ・・・などと思いつつ待っていると、百貫デブの「金髪のアメリカ人パイロット」がやってきた。金髪のアメリカ人はいいが、デブは計算に入っていなかった!

ぎょ!と思っていると、狭い機内を慣れた身ごなしでスルスルと通り抜けて、さっさとシートに収まった。こんなデブでもだいじょぶなのか。。。それに比べたら、私なんてガリガリじゃない?(^^;
客の体重計る前に、乗務員の体重なんとかしなさいよ!

グランドキャニオンまで1時間ほど。これは揺れるなんてものじゃなかった。午前中はだいじょうぶと言われていたが、途中のフーバーダムあたりまでは、たしかに気持ちよかった。でも、グランドキャニオンに近づくにつれて、揺れが激しくなり、怖い!気持ち悪い!の二重苦に、悲鳴をあげそうになる。もうこんなものには絶対乗るものか!と固く決意をした行程だった。でも、帰りもこれに乗るのよねと思ったら、とんでもなく嫌になってしまい、グランドキャニオンに身投げしようかと、まじで考えた。

さて、ともあれ無事に着いてみると、これがまた寒い!カンカン照りなのに、風が冷たくて、たしかグランドキャニオンも40度くらいの気温のはずなのに、なんでこんなに寒いの?という感じ。とりあえずその場で目に付いたトレーナーを購入し、寒さに備える。ところが、バスに揺られて展望台についてみると、今度は暑い!直射日光が痛いほどだ。紫外線バッチリなんだろうな、と思いながらも、さきほど購入したトレーナーを脱ぐ。トレーナー着用時間10分。無駄だったかも・・・?

でも、結構上半身裸の男性が多い。アメリカ人て、太陽を見ると、寒かろうが暑かろうが、どこでも裸になるのね。。。

肝心の風景はというと、これは文句なく素晴らしい!さすがアメリカ!大陸でなければ、こんな風景は拝めないだろう。地球が裂けたという感じのダイナミックな光景は、驚く以外に何もできない。この雄大な眺めは、写真に撮っても伝えることはできないだろう。

何億年も前の地層が目の前に広がっているのを見ると、どのあたりの地層を恐竜が踏んだのだろう?とか、人類はどの地層の時代に出現したのだろう?と、思いは果てしなく広がる。ひとつ残念なのは、上から見渡すだけだったので、実際の壮大さ(高さとか奥行きとか)が、今ひとつ実感できなかったこと。できれば、コロラド川まで下りて、上を見上げてみたかった。

ここで、ひとつ約束を果たさなければいけないことがあった。出発前にハバナの沢口君から、「グランドキャニオンから絵葉書だしてください」といわれていたのだ。昨夜、アドレスを確認しようとしたら、なくしちゃいけないと思って大事にしまいすぎたため、荷物の中からなかなか見つからなかったのだが、やっと見つかったので、どうしても約束を果たさなきゃ!

で、絵葉書はゲット!切手もホテルで購入済。ところが、書く時間がない。展望台を2箇所、食事休憩で1箇所立ち寄ったものの、それぞれ時間が短くて、見る、食べる、トイレに行くってことで終わってしまうのだ。壮大な景色も、悠長には見ていられなかった。それに、ポストがどこにもない!最後に空港で書こうと思い、まずはポストを探したが、全然見当たらない。結局は、せっかくのグランドキャニオンの絵葉書も、ラスベガスのホテルから出す羽目になってしまった。これは内緒だけど。。。

帰りのセスナは、例のデブの金髪のアメリカ人の操縦。日系だか中国系だかのパイロットよりもさらに荒っぽい操縦で、今度こそ死ぬ!(または吐く!)と思った。年とともに三半規管も衰えているのだろうか?飛行機大好きで、宇宙飛行士になりたいと思っていた私なのに、こんなものは二度とごめんだと思ってしまった。それでもなんとか死なずに(吐かずに?)戻れて、心底ほっとした。今度グランドキャニオンに行くようなことがあったら、ヘリコプターにしよう!<同じだって!

これから初めてグランドキャニオンツアーに行かれる方には、時間がかかってもバスで行くことをお薦めしたい。バスで行って現地に泊まり、ヘリで谷底まで降りていくほうが、スケールの大きさも実感できるし、少なくとも怖い思いは1度で済む。セスナは怖いし、気持ち悪いよー!

グランドキャニオン往復4228歩。

睡眠不足だったので、一度ホテルに戻って昼寝。
夜になって、いざ賭博場へ!

BELLAGIO (噴水ショー。11通りの噴水ショーがあるので、毎日行っても飽きない)
CAESARS PALACE(WIN $20)
FORUM SHOPS(ショッピングモール)
MIRAGE (Bill Gatesの泊まったホテル。火山の噴火ショー)
TREASURE ISLAND(宝島をモチーフにしたホテル)
EXCALIBER(アーサー王物語をモチーフにしたホテル)
HARD ROCK HOTEL(WIN $100)

アーサー王物語をモチーフにしているエクスカリバーには、どうしても行ってみたかったのだが、行ってがっかり。ここには大人の賭博場だけでなく、子供用のゲームセンターがあるのだが、場末のゲームセンターという感じで、うげげ〜!だった。ゲームの景品はすべてぬいぐるみ。魔法使いマーリンのおっきなぬいぐるみなんて貰っても、どうやって持って帰るっていうの?プラスチックのアーサー王の剣エクスカリバーは、ちょっと欲しかったけど。(^^;

しかし、どこのホテルでも売っているものは同じ。名前が違うだけで、品物はほとんど似たりよったりだった。カジノもまた同様だが、入った感じで出そうかどうかを感じる。スロットマシーンしかやらなかったけれど、出たカジノは、入った瞬間に感じるものがあった。たいした儲けではなかったけれど、とりあえず損はしなかっただけでも御の字。出発前に、韓国に行っているふくちゃんと田中さんと電話で話して、ウォーカーヒルで大負けしたから、アメリカで敵を討ってくれ!といわれていたので、ここもとりあえずは約束を果たしたと言えるだろう。

えへへ、$100。
少なくなってきたお小遣いが、ちょっと増えた。どん底の土岐さんに頼まれた$1銀貨も確保。今日の約束はすべてクリア!

本日の総歩数13952歩。


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