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2001年10月21日(日) ■ |
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シングルトンズ・ダイアリー/赤毛のアン |
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今年の夏は、様々な不幸が重なって(のちに不幸ではなかったと判明したが)、楽しみにしていたアメリカ行きが流れてしまった。
仕事の都合上、どうしてもアメリカに行きたかったし、ぜひに!と言ってくれる人もいたのに、テロなどもあって、結局夏どころか、ずっと行けなくなってしまった。
アメリカ行きの目的のひとつに、結婚10周年記念というのがあって、本来なら「スイートテン・ダイアモンド」を貰うべきところなのだが、ダイアモンドも服もバッグもいらないから、ぜひともアメリカに!というのが私の希望。 なるべく貧乏旅行で、なるべく小さな町に泊まり、できるだけその土地の文化に触れたいというのが狙いだったのだ。
だけど、今の世界状況では、やっぱりアメリカ行きは難しい。無理矢理行ったあげくに、炭疽菌にでも感染したりしたら、不幸どころの騒ぎじゃない。死に目に家族にも会えないなんて、最悪の事態に陥るかもしれないじゃない。
で、先日テレビを見ていたら、プリンス・エドワード島が映っていた。プリンス・エドワード島といえば、言わずと知れた「赤毛のアン」の舞台になった島。これまでは、特に興味もなかったのだけど、アメリカに行けないとなったら、カナダでもいいかという気もしてきた。
大好きなハワイでもいいけれど、10周年記念にしては、お手軽すぎるって感じだし、カナダなら英語圏だし、ロブスターは巨大でよだれものだし、いいんじゃない?なんたって、「赤毛のアン」が待ってるよ!アンの生活に触れることができるのよ!
モンゴメリの英文は非常にきれいで、普段、詩的な風景描写の嫌いな私でも、「赤毛のアン」の風景描写は、目の前に情景が浮かんでくるようで、素晴らしいと思っていたのだ。それを実際に目にすることができれば、さらに想像力の翼が広がるだろう。
そうしてひとりで、「想像力の翼」とやらを思いっきり大風呂敷に広げているのだけれど、果たしてアポロ13号は飛んでくれるのかな? 頼むから今度だけは、「やっぱ、温泉にしよう!」なんて言わないでよー!
とりあえず準備段階として、まだ2巻までしか読んでいない「赤毛のアン」全集を読破しよう。<いつ?
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