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2008年10月13日(月) ■ |
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夢の守り人(上橋菜穂子) |
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●読了:夢の守り人(上橋菜穂子) 内容(「BOOK」データベースより) 人の世界とは別の世界で花をつけ実をむすぶその“花”は、人の夢を必要としていた。一方、この世をはかなんでいる者は、花の世界で、永遠に夢を見つづけることを望んだ。いとしい者を花の夢から助けようと、逆に花のために魂を奪われ、人鬼と化すタンダ。タンダを命をかけて助けようとするトロガイとチャグム、そしてバルサ。人を想う心は輪廻のように循環する。 *読んだ本にリンクしてます。
図書館でさっさと借りてきてしまって読了。 今度は死の世界に近い夢の世界か・・・。やっぱり今度も、最初のページを開いたら、最後まで一気に読んでしまった。読み終わって落ち着いて考えると「よくある設定の物語だ」と思うのだけど、読んでるときはとにかく夢中 。 最初に「波津彬子の漫画にありそう」と思ったらそのイメージで設定されてしまい、そのままフルカラーの漫画が動いてる感じで最後まで読んでしまった。楽しかった・・・。 この話に出てくる夢と死と生の世界って、元ネタは何だろう。突っ込んで考えたら楽しそうだと思うのだけど・・・。
そうか、今思ったけど、この本が物足りなく思ったのは、バルサがあまり暴れてないからかも。前回の『闇の守り人』は最初から最後まで暴れてたものね。
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