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2007年09月04日(火) ■ |
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深川恋物語(宇江佐真理)読了 |
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●読了:深川恋物語(宇江佐真理) 内容(「BOOK」データベースより) 大店のお嬢さんが、お仕着せの人生を捨て、真に愛する人と共に生きようとする姿が清清しい「下駄屋おけい」。互いを想う気持ちがすれ違っていく夫婦の、やりきれなさが胸に迫る「さびしい水音」。交錯する恋心に翻弄されていく男女四人の哀しみが描かれる「仙台堀」など、江戸・深川を舞台に繰りひろげられる、六つの切ない恋物語。第21回吉川英治文学新人賞受賞作。
一体何年前から積読になってたんだか分からない時代物の本を読了。果たして自分が買ったのかどうかも定かではないが、まあいい。 ほほほ。おもしろかった! つながりの無い恋愛ものの短編集なので、ごくアッサリと軽く読めた。印象に残ったのは、一番最初の「下駄屋おけい」かな。自宅の向かいの家(しかも実家よりかなり格下の商家)に嫁入りという状況の微妙な決まりの悪さがよーく分かって面白かった。
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