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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2006年10月29日(日)
ボトルネック(米澤穂信)

●読了:ボトルネック(米澤穂信)
内容(「BOOK」データベースより)
恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった。―はずだった。ところが、気づけば見慣れた金沢の街中にいる。不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの「姉」に出迎えられた。どうやらここは、「僕の産まれなかった世界」らしい。


薄くて短い単行本なので、1時間ほどでサクッと読了。
うーん。帯にある解説「若さ特有の痛々しいオーラが横溢する、紛れもなく現在進行形の青春小説」、その通りの話だった。米澤穂信っぽい暗さに満ちてて、主人公のこの微妙な不幸さ加減に「なるほど」と思った。持ってても読み返すとは思えないから、この年末の本の整理のときブックオフに売るつもり。