|
|
2006年10月29日(日) ■ |
|
ボトルネック(米澤穂信) |
|
●読了:ボトルネック(米澤穂信) 内容(「BOOK」データベースより) 恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった。―はずだった。ところが、気づけば見慣れた金沢の街中にいる。不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの「姉」に出迎えられた。どうやらここは、「僕の産まれなかった世界」らしい。
薄くて短い単行本なので、1時間ほどでサクッと読了。 うーん。帯にある解説「若さ特有の痛々しいオーラが横溢する、紛れもなく現在進行形の青春小説」、その通りの話だった。米澤穂信っぽい暗さに満ちてて、主人公のこの微妙な不幸さ加減に「なるほど」と思った。持ってても読み返すとは思えないから、この年末の本の整理のときブックオフに売るつもり。
|
|