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2006年09月09日(土) ■ |
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天涯の砦(小川一水) |
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●読了:天涯の砦(小川一水) 内容(「BOOK」データベースより) 地球と月を中継する軌道ステーション“望天”で起こった破滅的な大事故。虚空へと吹き飛ばされた残骸と月往還船“わかたけ”からなる構造体は、真空に晒された無数の死体とともに漂流を開始する。だが、隔離されたわずかな気密区画には数人の生存者がいた。空気ダクトによる声だけの接触を通して生存への道を探る彼らであったが、やがて構造体は大気圏内への突入軌道にあることが判明する…。真空という敵との絶望的な闘いの果てに、“天涯の砦”を待ち受けているものとは?期待の俊英が満を持して放つ極限の人間ドラマ。
おもしろかった。 宇宙を舞台にしたパニック、サバイバルもの? 宇宙ステーションで事故が起きた結果、ステーションの破片に宇宙船"わかたけ"が突っ込むような形の残骸が宇宙を漂い始める。運よく酸素の残った場所にいた生存者たちが、生き残りを賭けて頑張るサバイバルな話。幼い子供、10代の少年少女、若者から壮年の医者まで老若男女、様々な人種が揃っていて、軋轢やぶつかり合いが起こる。女性キャラが(幼い子から若い女性まで)み〜んなイヤンな性格だとか、気になるところはあるけれど・・・まぁこの話の中で結局女性は脇役なのだし、飽きずに一気に最後まで読めたからOKだ。
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