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2006年06月08日(木) ■ |
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Blue Bedroom and Other Stories(Rosamunde Pilcher)@Toby |
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●読書中:Blue Bedroom and Other Stories(Rosamunde Pilcher) 英語が読みたくなったのでリハビリのつもりで、読みやすそうなピルチャーの短編集を読み始める。 1話目"Toby"を読了。内容は8歳の男の子Tobyの1日の話。冒頭、朝食の席でショックなことを聞かされたTobyが、食べかけのコーンフレークを口に含んだまま固まる場面の描写が最高。すごい。Tobyの心の中が見えてくるみたい。それから、最後の方でおばあさんがTobyにいう「人の一生は、山に登るようなもの」という言葉が印象に残った。これがこの話の肝だろうな。
おもしろかった〜。やっぱり読書っていいなぁ、久しぶりに読む喜びを満喫。ピルチャーの小説って本当におもしろいんだけど、内容を文章で紹介しようとすると陳腐でありきたりになってしまうのが悲しい。編集者による序文の言葉に同感。≫"Here was an author who could move me from laughter to tears with one sentence" あと、読んでて思ったのは「ピルチャーってこんなに視覚的な文章だっけ?」ってことかな。味覚、触覚を刺激する描写が多かった気がする。
といいつつ、最後まで読めるかは不明。まぁ短編集だし、気楽に読もうっと。
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