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2006年05月18日(木) ■ |
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鬱金の暁闇〈1〉―破妖の剣シリーズ6(前田珠子) |
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●読了:鬱金の暁闇〈1〉―破妖の剣シリーズ6(前田珠子) 内容(「BOOK」データベースより) 姉のアーゼンターラを魔性に攫われたリメラトーンは、浮城の捕縛師になった。しかし彼がなりたかったのは、魔性を滅ぼし得る力を有する破妖剣士。破妖剣士になるには、高邁な思想や理想も血を吐くような努力も意味をなさない。選ぶのは破妖刀そのものだからだ。不信感を募らせる彼に城長から命令が下る。「我が浮城の至宝を奪還せよ」―至宝の名は紅蓮姫。最も強力な破妖刀の名前だった。
破妖シリーズ本編の6作目にして最終話、「金の妖主」ことラスの父を相手にするシリーズ(だろう、多分)の1巻。相変わらずストーリーは遅々として進まないけど、それを楽しむつもりで読めばおもしろかった。弟そっくりの新キャラがかわいいなあ。名前といい、外見といい、素敵すぎる! 本物の弟君が出てきたときのことを考えてワクワクしてしまった。 ・・・しかし、このシリーズまだ完結してなかったんだ。シリーズ5作目の『翡翠の夢』までは新刊が出るとすぐに買って読んでいたのだけど、6作目の『鬱金の暁闇』に入ってからはあまりの遅さに「もっと話が進んでから再読しよう」と思って封印していたんだが。せっかく積読の山から発掘されたことだし、続きの2巻、3巻も買ってみよう。
▲アメリカっていう国は・・・ エッセイ。おもしろいです。左の上から二つ目の「羞恥心も繊細さもゼロ」がよかった。
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