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2006年02月26日(日) ■ |
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『略奪』講談社文庫(アーロン・エルキンズ)読了 |
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●読了:『略奪』講談社文庫(アーロン・エルキンズ) 出版社/著者からの内容紹介 美術探偵リヴィア登場!巨匠エルキンズの最新作 この絵に関わったものは呪われているのか?ボストンに忽然と現れたナチの略奪絵画をめぐる連続殺人事件。「どうやら盗品らしいんだ。見てくれないか」旧知の質屋シメオンに頼まれ私が鑑定した絵は、大戦中ナチに奪われ行方知れずになっていたベラスケスの〈トリーホス伯爵〉だった!まさか、この絵をめぐって次々殺人が起こるとは予想だにしなかった――美術探偵リヴィア初登場。巨匠エルキンズが贈る待望の新シリーズ!
ずっと積読だった本が出てきたので読んでみた。エルキンズはわりと好きで、スケルトン探偵シリーズなんて、主人公が骨にこだわりまくるあの変人具合がおもしろくてしょうがなかった。本書も絵にこだわりまくる、ちょっと変なのが主人公でなかなかおもしろかった。戦時中にナチスに奪われて表の世界から消えた「幻の絵」をテーマにしていて、裏でマフィアどもが暗躍するヨーロッパ中を駆け回る話だった。絵は嫌いじゃないのでおおむねおもしろく読めたけど、テーマである絵についての細かい説明の記述はちょっと読み飛ばした。
▲近況 今日、起きたら夕方の4時だった。よっぽど疲れていたらしい。14時間も寝たのか、すごい! 時差ぼけ以外でこんなの初めてだ。
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